ブログ

ページスピードインサイトの「ブラウザのキャッシュを活用する」への対応方法

PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)とは

SEOやWebマーケティング関連の仕事に就いている方であれば、PageSpeed Insightsをご存知の方は多いかと思います。
Googleが提供しているサービスの一つで、Webサイトの表示速度の改善をサポートしてくれるツールです。

Webページの表示速度は、SEOの検索順位決定の要因としてはわずかなものと言われていますが、ページ表示速度が遅いことはユーザーに与えるストレスを増加させ、離脱率などを高めてしまいます。

ですから、表示速度はSEOというよりは、ユーザビリティの面から改善が必要になります。
PageSpeed Insightsを活用することで、自社サイトの表示速度がどうなっているか、また改善するならどのポイントかを調べることが可能です。

ページスピードインサイトの使い方

以下にアクセスして、表示速度を調べたいURLを入力し、分析ボタンをクリックしてください。

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja

こちらのツールはPCとモバイルページを同時に分析することが可能です。

表示速度改善のための施策がどれだけできているか、100点満点で結果が算出されます。

今回は、PageSpeed Insightsの分析結果で「ブラウザのキャッシュを活用する」の項目が出る理由と、改善方法についてお話しします。

「ブラウザのキャッシュを活用する」が問題点になる理由

この項目が表示された時は、ファイルのキャッシュを許可する設定になっていないことが代表的な理由として挙げられます。
また、キャッシュの有効期間が短すぎる場合にも、こちらが表示されることがあります。
つまり、同じページにアクセスした際に、毎回同じ情報をサーバーにリクエストしダウンロードを行っている分だけ、表示速度が遅くなっているということです。
キャッシュを有効にしておけば、次回アクセスした際はキャッシュの情報を使用できるため、読み込み時間を短縮して表示させることができます。

改善策について

キャッシュを有効にさせる問題の具体的な改善方法には、.htaccessにディレクティブを追加することが挙げられます。

===============
ExpiresActive On
ExpiresByType text/javascript "access plus 1 months"
ExpiresByType text/css "access plus 12 hours"
ExpiresByType image/gif "access plus 1 weeks"
ExpiresByType image/jpeg "access plus 1 weeks"
ExpiresByType image/png "access plus 1 weeks"
===============

上記は、画像やjavascriptやcssのキャッシュ期限を設定する場合です。
期間の設定期日に関して、Googleは1週間以上・最大1年間に設定するよう推奨しています。
それでも頻繁に変更されるようなファイルについては、短い有効期間の設定でも構わないとしています。
たとえば、htmlは一般的にキャッシュの設定をしないのが一般的です。

修正した.htaccessファイルをサーバーに適用後、再度PageSpeed Insightsで調査してみてください。
再度の分析結果で“ブラウザのキャッシュを活用する”が表示されなければ解決となります。

ブラウザキャッシュ活用についての注意点

Webサイトを運営していると、頻繁に画像やCSSを変更する場合があるかと思いますが、短期間変更されるなど、キャッシュファイルを参照されると問題があるケースでは長期間のキャッシュをさせないようにします。
また、Googleanalyticsや広告等のサードパーティーのjavascriptの場合、ファイル自体が外部サーバーに置かれているためにキャッシュの設定ができないことも併せて覚えておきましょう。

ユーザーのための施策

表示速度の向上は、ユーザビリティ向上のための施策と言えます。
昨今はAMP(Accelerated Mobile Pages)が実装されるサイトが増えるなど表示速度向上の動きが強まっていることもあり、相対的に表示速度が遅いページからはユーザーがすぐに離脱してしまうことも考えられます。
順位に直接影響が少ないとはいえ、しかるべき改善を行うことで、ユーザーを離脱させない、ユーザビリティの高いサイトを運営していきましょう。

AMPついては別の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
AMP(Accelerated Mobile Pages)とは~対応HTMLを作ってみてわかったこと~






監修者:笹本 雅人

記事一覧

SEOシニアコンサルタント

2013年株式会社ブレインネットに入社し、会社合併を経てサクラサクマーケティング株式会社に合流した後も現在に至るまでSEOコンサルタントとして大小問わず様々なクライアントの集客向上に貢献。

特にシステム開発がからむSEOを得意としているほか、自社メディアのブログの作成・監修を行い、数多くのキーワードで上位表示を達成している。



SEOトレンドレポート

SEOトレンドセミナー

  1. EC事業者向けSEO・コンテンツ対策セミナー~検索上位表示からサイトの売上アップ【9/27(木)】

    開催日:2018年9月27日
    場所:サクラサクマーケティング株式会社

  2. 【セミナー/東京】10/2開催 コンテンツマーケティング×SEO×マーケティングオートメーションセミナー

    開催日:2018年10月2日(火)
    場所:渋谷区文化総合センター大和田 区民学習センター内2階 学習室1

資料ダウンロード

用語集

ソースコード集

お役立ちリンク集

お役立ちツール

カテゴリ一覧

タグクラウド

新着記事一覧

  1. コンテンツマーケティング特化型クラウドサービス 『CACASEL Editor』をリリース

    SEOコンサルティングとコンテンツマーケティングを行うサクラサクマーケティング株式会社(所在地:東京都渋谷区恵比寿南1-24-2 EBISU FORT 5F、代表取締役会長CEO:林 亨)(以下、サクラサク)は、2018 […]...

    1. コンテンツマーケティング内製化支援サービス 『CACASEL(カカセル)』をリリース

      ~あなたのサービスの紹介を他の誰かに任せてはいけません~   SEO研究所サクラサクラボを運営するサクラサクマーケティング株式会社は、コンテンツマーケティング内製化支援サービス『CACASEL(カカセル)』をリ […]...

      1. サクラサクラボ リニューアルオープンのお知らせ

        デザインのフルリニューアルを行いました 平素はサクラサクラボをご利用いただきまして誠にありがとうございます。 この度、サクラサクマーケティングの運営するサクラサクラボのフルリニューアルを行いましたのでここにお知らせさせて […]...

おすすめコンテンツ

  1. モバイルファーストインデックス(MFI)とは?導入時期や必要な対策まとめ

    2016年11月、Googleウェブマスターブログから、モバイルファーストインデックスMFI)についての取り組みを紹介するブログが公開されました。 Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル ファースト イ […]...

    1. Googleの順位変動が起こる原因と必要な対策(2017年版)

      2017年に入って以前にも増してGoogleの順位変動が大きくなっています。 これまで安定していた順位が下落し、ひどい時には圏外まで急落するなどの経験をされたWeb担当者さまもいると思います。 すでにSEOにおいてはこの […]...

      1. SEOに強いコンテンツは回答性×網羅性×文字数×ユーザー体験

        SEOに強いコンテンツとは 検索エンジンで上位表示をさせるためには、サイトパワーとユーザーが求めるコンテンツが必要です。 ユーザーが求めるコンテンツとは、情報や課題の解決方法であり、それを満たすコンテンツを多く提供してい […]...

最新情報を取得する

PAGE TOP