近年、コンテツマーケティングを実施する企業が増えています。
コンテツマーケティングを行うと、企業は様々なメリットを受けることができ、最終的には売り上げ増加も期待できます。
ですが、どれだけ効果的な施策を行うにせよ、KPIの設定は必要です。
では、コンテツマーケティングにおけるKPIは何を基準に設定すれば良いかご存知でしょうか?
Web担当者の中には、コンテツマーケティングは何をKPIにすれば良いのかよく分からないと思われる方も少なくないでしょう。
そこで、本記事ではコンテツマーケティング実施する際のKPI設定について紹介します。
コンテンツマーケティングとは
コンテツマーケティングとは、アメリカで生み出され、近年日本でも普及している比較的新しいWebマーケティング手法です。
自社コンテンツをユーザーに継続的に提供することで、新規の見込み客を獲得し購買に結び付け、既存顧客の育成までを一括りとして考えます。
名前通り「コンテンツ」の質が成功の鍵を握っており、ユーザーが知りたがっている有益な情報を作成、発信することが不可欠です。
コンテンツマーケティングの目的
コンテツマーケティングを実施する目的はサイトによって異なりますがで、事前に明確に定める必要があります。
上述したように、コンテンツの質が良ければ、既存の顧客、将来(潜在)の顧客の関心を掴み続けることが可能です。
では、コンテンツの質とはどうやって決まるのでしょうか?
ユーザーにとって有益かどうかの判断はどのようにやるのか、可視化しづらいようにも思えますが、大切なのはKPIを設定することです。
KPIとなりえる指標
目的の明確化
KPIを設定する前に、目的を明確に決めることが先決です。
何を目的にすればいいのかは、企業やそのときの状況にもよって異なるので、一概には言い切れないのですが、下記に例を記します。
・キーワード検索順位(SEO)
・アクセス数(流入数)
・コンバージョン(CV)数、
・顧客満足度向上
・認知向上
・来店数向上
・売上向上
などが一般的な目的例です。
KPI候補
目的を決めたら、次は数値化する指標を絞り込みます。
コンテツマーケティングにおいて設定される一般的な指標を以下に紹介します。
・対策キーワードでの検索順位
・記事数
・PV数
・セッション数
・ユニークユーザー(UU)数
・いいね数(シェア数)
・問い合わせ数
など、以上の指標などから絞り込みます。
KPI設定する際の注意点
コンテツマーケティングだけの話ではありませんが、KPIに設定する項目は必ず数値で表現できる項目にすることが大切です。
数値化することにより、より具体的に目標との距離(進捗度)が分かるようになり、施策が有効かなどを評価できます。
また、事前にゴールの数値(KGI)を定めた上で、KPIに落し込みます。
コンテツマーケティングはその性質上、施策開始直後ではKGIは動きが見られないことが多いため、比較的動きやすいセッションや順位などの数値をKPIに設定して追うと良いでしょう。
他にも注意したい点として、コンテンツマーケティングは効果測定が難しい場合があるため、1つのKGIに対して2~3個のKPIを設定すると効果を判定しやすいかもしれません。
まとめ
コンテツマーケティングを実施する際には、まず施策を行う目的(ゴール)を明確にします。
次にKPIを設定しますが、KPIは必ず数値化できる項目にする必要があります。
数値化することで、その時点の位置がゴールとどれだけ離れているのかが分かり、目的達成までの進捗状況が把握しやすくなるのです。
そして、コンテツマーケティングは実施してもすぐに結果が出ないことが多いので、比較的数字の変動が表れやすいセッションや順位などをKPIに設定することを推奨します。