SEO研究所サクラサクラボ

SEO・コンテンツマーケティングを成功に導くパートナー

  • SEO・コンテンツマーケティングなら
    サクラサクマーケティングにお任せください。

Googleアナリティクスアカウントの削除手順と注意点

組織改編などでGoogleアナリティクスアカウントの管理体系が変わったり、データ整理の観点でGoogleアナリティクスアカウントが不要になったりする場合があると思います。

Googleアナリティクスアカウントは、GoogleアナリティクスがWebサイトから収集するデータの土台となるものです。削除手順とともに、削除にあたっての注意点を解説します。

【無料】ねぎお社長のSEOメールマガジン※30秒で登録完了
購読者数は既18000人を突破!
SEO業界20年のねぎお社長が最新情報、ノウハウ、考え方などこのメルマガでしが入手できない情報を配信。SEO,コンテンツマーケティングで売上を上げたい方は、是非、ご購読下さい。
詳細はこちら

Googleアナリティクスアカウントとは

前提として、Googleアナリティクスを含めたGoogleの各サービスに用いる「Googleアカウント」と、この記事で削除手順を解説する「Googleアナリティクスアカウント」は、まったく異なる存在です。
Googleアカウントは、Googleの各種サービスを利用するためのログインアカウントで、ユーザー単位に作成します。

一方、Googleアナリティクスアカウントは、主にGoogleアナリティクスを管理する上での土台となるもので、一般的に、組織単位に1つのGoogleアナリティクスアカウントを作成するケースが多いです。1つのGoogleアカウントで、最大100のGoogleアナリティクスアカウントの作成が可能です。

Googleアナリティクスは、「Googleアナリティクスアカウント」「プロパティ」「ビュー」の3層構造になっています。それぞれの違いは次の通りです。(詳細は、アナリティクスヘルプ「アナリティクス アカウントの構成について」参照)

●Googleアナリティクスアカウント:
Googleアナリティクスの3層構造の土台に位置する階層です。主にユーザー管理(権限の付与や削除)と、アカウントに対する変更管理、アカウント・プロパティ・ビューの完全削除前の一時保管場所の役割を果たします。
●プロパティ:
Googleアナリティクスアカウントの1つ下の階層です。1つのGoogleアナリティクスアカウントに対して最大100のプロパティを作成することができます。アクセス解析のデータはプロパティごとに収集されるので、一般的に1つのWebサイトに対して1つのプロパティを設定することが多いでしょう。
●ビュー:
プロパティの中に最大25個作成することができる階層で、Googleアナリティクスでレポートされるのはビューの内容です。PCサイトとスマホサイト、サブドメイン単位など、アクセス解析の視点ごとに作成することが多いでしょう。

一般的にGoogleアナリティクスのプロパティは”UA-xxxxxxxx-y”の形で表すことができます。
xxxxxxxxの部分はGoogleアナリティクスアカウントによって固定で、yの部分がプロパティごとに変わります。
Googleアナリティクスアカウントを削除すると、そのアカウント内のxxxxxxxx-1からxxxxxxxx-100までのすべてのプロパティと、それに紐づいたビューが削除されます。

Googleアナリティクスアカウントを削除する際の注意点

Googleアナリティクスアカウントを削除するということは、そのGoogleアナリティクスアカウント上に作られたプロパティやビューもすべて削除するということです。
組織改編などでGoogleアナリティクスアカウントを削除する場合は、存続しているWebサイトのプロパティが含まれていないか確認しましょう。

また、新規アカウントを作成したとしても当然ながら以前のデータを表示させることはできませんので、アカウント削除の対応を行うのではなく、一部の不要なプロパティやビューを削除し、アカウントやプロパティを編集してデータを引き継いだほうがよいかもしれません。

削除にあたっては本当に削除して問題ないかを慎重に判断することをおすすめします。

なお、削除後35日以内であれば、Googleアナリティクスアカウント(プロパティやビューも)は復元可能です。期限を過ぎると自動的に完全削除されます。

Googleアナリティクスのアカウント削除手順

Googleアナリティクスアカウントの削除は、管理画面で行います。

Googleアナリティクスの画面左側のメニュー一覧で「管理」をクリックします。

削除するアカウントをプルダウンで選択し、「アカウント設定」をクリックします。(くれぐれも選択するアカウントを間違えないように注意しましょう)

アカウント設定画面の右側にある「ゴミ箱に移動」をクリックします。

注意事項を確認して、「アカウントをゴミ箱に移動」をクリックします。

以上で削除作業は完了です。

プロパティやビューを削除したいときは

アカウントを削除せずに、一部のプロパティやビューを削除するときも、作業手順は同じです。管理画面で削除したいプロパティ(ビュー)をプルダウンで選択し、「プロパティ設定(ビュー設定)」>「ゴミ箱に移動」をクリックします。

削除したアカウント、プロパティ、ビューを復元したいときは

Googleアナリティクスアカウント、プロパティ、ビューは、いずれも削除から35日間はGoogleアナリティクスアカウントの「ゴミ箱」で一時保管されます。35日が経過すると、自動でゴミ箱からデータが完全削除される仕様です。

何らかの事情でゴミ箱のデータを復元するときの手順は、以下の通りです。手順はアカウント、プロパティ、ビューですべて同じです。

Googleアナリティクスの画面左側のメニュー一覧で「管理」をクリックします。

Googleアナリティクスアカウントのメニューにある「ゴミ箱」をクリックします。

復元したい項目のチェックボックスにチェックをつけて、「元に戻す」をクリックします。

以上で復元作業は完了です。

Googleアナリティクスの共有アカウントを削除する方法

通常「Googleアナリティクスアカウトを削除する」といった場合、前述した手順で削除することを指します。

しかし、もしかすると閲覧・編集権限を持つユーザーの追加・削除のことを意味していないでしょうか?
アナリティクスデータを閲覧できるメンバーから特定ユーザーを削除したい場合は、そのユーザーの権限を削除すれば問題ありません。

まとめ

Googleアナリティクスアカウントを削除することは、アカウント上にあるプロパティでそれまで蓄積してきたアクセス解析データをすべて削除するということと同じです。削除する際は、35日間の猶予はあるとしても、慎重に検討して作業を行なってください。

    ねぎお社長のSEOメールマガジン(無料)

    【登録者1.8万人以上】SEOの最新情報をお届け!






    プライバシーポリシー

           

    執筆者 / 監修者

    ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社取締役 社長ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

    1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

    SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

    ◇ 出版書籍
    なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?

    ◇ 情報発信
    ねぎお社長のSEOチャンネル
    ねぎお社長X(旧Twitter)
    ねぎお社長のAMAZON著者ページ
    ねぎお社長Facebook
    ねぎお社長Instagram
    ねぎお社長linkedin
    ねぎお社長note

    ◇ 掲載メディア
    リスティングプラス様 - 【最新版】SEOコンサルティングのプロが語る、今後中小企業が取り組むべきSEO対策
    シンフィールド様 - サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長COO根岸 雅之氏に聞いた!SEO対策で最も重要なことを教えてください!

    ◇ 共催セミナー歴
    オウンドメディアの成功事例とSEOを支える運用型広告の活用
    今日から始められるWebマーケティング~コンテンツマーケティングとGoogle マイビジネス~
    GMO TECH × サクラサク共催セミナー~テクニカルSEOとコンテンツマーケ~
    リモート環境下においても売上・利益が成長し続ける組織創りと営業戦略

    その他のブログ記事

    Return Top