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Facebook動画広告のメリットと効果を最大化する方法を解説

かねてよりFacebookは「動画ファースト」の戦略を掲げています。FacebookのCOOシェリル・サンドバーグも「動画はフェイスブック広告を利用する企業にとっても、非常に重要だ」と語っているほどです。

Facebookに動画広告を出すメリットや広告効果を最大化するポイントを解説します。

Facebook動画広告とはなにか

動画広告はFacebookが提供している広告フォーマットの1つで、1つの動画とテキストで構成する広告のことです。動画には画像よりも多くの情報を込められること、動きによってユーザーの注意を引き付けられることから、より高い広告効果が期待できます。

Facebook動画広告の配信先

Facebook広告の配信先にはFacebook、Instagram、Messenger、Audience Networkの4つがあり、広告主はどこに配信するかを任意に設定できます。

なお、Audience Networkは聞き慣れないかもしれませんが、Facebookがスマホアプリやニュースサイトなどに向けて提供している広告配信サービスです。世界中で毎月10億人以上がAudience Networkの広告を見ているとされています。

出稿する動画の仕様

Facebook動画広告に出稿する動画は、次の仕様を満たしている必要があります。(詳細はFacebook for Businessの広告ガイド動画広告要件参照)

• 動画アスペクト比 : 9:16~16:9
• ファイルフォーマット : ほとんどのファイルタイプに対応(詳細はビジネスヘルプセンター参照)
• 解像度 : 上限なし。最も解像度が高い動画をアップロードする。
• 動画のファイルサイズ:最大4GB
• 動画の長さ:最短1秒〜最長240分(詳細はビジネスヘルプセンター参照)
• 動画のキャプション : 必須ではないが推奨
• 動画音声 : 必須ではないが推奨
• メインテキスト : 125文字以内

Facebook動画広告の課金方式

Facebook動画広告では、出稿する広告ごとに予算と課金方式を設定します。動画広告の課金方式は、主に次のラインナップがあります。

• CPM課金(Cost Per Mille) :
ユーザーに表示された回数単位に予算を消化します。日本で一般に「インプレッション課金」と呼ばれる形式です。

• 広告配信への最適化(CPV課金/Cost Per View) :
ユーザーの視聴時間に応じて予算を消化します。「ThruPlay(15秒以下の動画の場合は視聴完了で課金、15秒以上の動画の場合は15秒再生で課金)」「動画の10秒再生課金」「動画の2秒以上の継続的な再生課金」から選べます。

Facebook動画広告の配置

Facebook広告では、広告を掲載する場所のことを「配置」といいます。動画広告の配置は次の9種類があります。広告マネージャで「自動配置」することが推奨されているものの、広告主が任意の場所を選択することも可能です。配置の選択肢はキャンペーン(広告の目的)によって変わります。(詳細はビジネスヘルプセンター参照)

• フィード(Facebook、Instagram) : ホーム画面のタイムラインで、投稿と投稿の間に表示されます。
• 動画フィード(Facebook) : 投稿された動画と動画の間に表示されます。
• インスタント記事(Facebook) : スマホ版Facebookに配信されるインスタント記事内に表示されます。
• インストリーム動画(Facebook) : インストリーム動画の再生の前後または再生中に表示されます。
• Marketplace(Facebook) : Marketplaceのホームページか、スマホ版FacebookでMarketplaceを閲覧中のユーザーに表示されます。
• ストーリーズ(Facebook、Instagram、Messenger) : フルスクリーンの縦型広告が利用者のストーリーズに表示されます。
• 検索結果(Facebook) : FacebookとMarketplaceの関連する検索結果の横に表示されます。
• 発見タブ(Instagram) : 発見タブでユーザーが動画をクリックすると表示されます。
• Audience Network : Facebookが提携している広告配信先で表示されます。

Facebook動画広告のメリット

Facebookに動画広告を出稿する主なメリットを5つ紹介します。

• 自動再生される
Facebookでは、ユーザーがスクロールして画面に動画が表示されると、映像が音声オフで自動再生されます。自然と目に留まり、動画の世界観に引き込むことが可能です。(ユーザーが動画設定で自動再生を「Wi-Fiのみ」にしている場合は、Wi-Fi接続時以外は自動再生されません)

• 精度の高いターゲット設定ができる
実名登録制を敷いているFacebookならではのメリットです。ユーザーのプロフィールや交友関係、興味・関心を蓄積したデータベースは信憑性が高く、Facebook広告ではそのデータベースを使って精度の高いターゲット設定ができます。

• 広告予算を自分で設定できる
Facebook広告はテレビや雑誌などのマスメディアで広告するよりもはるかに低予算で始められる、設定した予算額内で広告できます。潤沢な広告予算がない企業も取り組みやすい広告です。

• テキスト量に制限がない
Facebookは、広告画像にはテキスト量を20%以内の割合にすることを推奨しています。画像内のテキスト量の割合が20%を超えると、超過量に応じてリーチが減らされてしまいます。(詳細はビジネスヘルプセンター参照)

しかし、動画広告では動画内のテキスト量に制限が設けられていません。映像に自由にテキストを組み合わせることで表現の幅が広がり、ユーザーへの訴求力が高まります。ただし、動画のサムネイル画像だけは、広告画像と同じように20%ルールがありますので注意してください。(詳細はFacebook広告ガイド参照)

• バズも期待できる
ユーザーに気に入られた動画は、ユーザー自身が広告の担い手となって拡散してくれます。バズを狙ってユーザーの感情を沸き立たせる動画を制作するのもひとつの戦略です。

Facebook動画広告の効果を最大限出すためのポイント

動画広告のメリットを活かしてユーザーに視聴してもらうためのポイントを3つ挙げます。

• 音声オフでも伝わる動画にする:
自動再生時、動画は音声オフで始まります。ユーザー側で音声をオンにすることはもちろんできますが、外出先などで音声オフのまま視聴するユーザーも多いでしょう。音声オフのままでも内容を理解できるように、キャプション(テロップ)をつけるなどの工夫を強くおすすめします。

• スマホで視聴される前提で動画設計する:
Facebookに限らず、ユーザーのSNS利用はパソコンよりもスマホからが圧倒的多数です。片手に収まるスマホで視聴されることを前提に、動画内の人物や商品、テキストのサイズに気をつけて動画を設計・制作しましょう。

• 短時間でインパクトのある動画にする:
すべてのユーザーが動画を最後まで視聴してくれるとは限りません。Facebookは「15秒以下の動画では、より多くの利用者が最後まで動画を再生しています」(ビジネスヘルプセンターより)とアナウンスしています。その上で、動画の冒頭数秒でユーザーを惹きつけるインパクトをつけるとよいでしょう。

Facebook動画広告を出す際の注意点

動画広告を含めてすべてのFacebook広告は、配信前にFacebookの広告ポリシーに沿った内容かどうかが審査されます。審査は通常24時間以内に行われ、合格の場合は配信が開始され、不合格の場合は不合格の理由が付記されたメールが届きます。

広告ポリシーの重要なポイントは次の3点です。(詳細はFacebook広告ポリシー:重要なポイント参照)

• 個人の特性を直接的または間接的に断定または暗示しないこと(氏名、人種、民族、性的指向、障がいや健康状態、経済的状況など)
• 野卑、冒涜的、侮辱的な言葉を使用しないこと
• 誤った内容、虚偽の内容、誤解を招きやすい内容を含めないこと

おわりに

ユーザーへの認知拡大や商品・サービスのブランディング向上のツールとして、Facebook広告には大きな効果が期待できます。メリットや効果を出すための制作ポイント、Facebookの広告ポリシーをしっかり踏まえて、動画広告を活用してください。

執筆者 / 監修者

ねぎお社長 (根岸雅之)
ねぎお社長 (根岸雅之)
サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

1980年生まれ 東京都稲城市出身、都立三鷹高等学校、専修大学文学人文科学を卒業後、2003年に学校関連の広告・出版を扱う株式会社JS コーポレーションに入社。
3年勤務した後に、学生時代より、ベンチャー企業への興味関心が高かったこと、より企業の課題解決に向き合っていきたいという想いから、WEB マーケティング業界へ転身。
2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。

同年10月に、当時4名のベンチャー企業であった当社の役員と共鳴し、転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。9年連続でラスベガスで開催されるPUBCONに参加するなど海外の最新のSEO情報の収集にも尽力。
現在は、サクラサクラボの編集長、サクラサクラボチャンネルでの情報発信などの自社マーケティングを通じてBtoBマーケティングにも精通し、ここで培ったノウハウをもとにコンサルティングを展開。

3歳から現在に至るまで、サッカーを続けており、組織マネジメントにおいて、この経験値を大いに活用している。

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