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Googleアナリティクスの「目標」って? コンバージョンの設定方法とレポートの見方

「目標」の設定は、Googleアナリティクスで最も重要な設定といえます。なぜなら、目標を設定することで、Webサイトの成果や課題を数値として把握できるようになるからです。

この記事ではユニバーサルアナリティクス(従来のGoogleアナリティクス)の計測する目標選定のコツと目標設定手順、目標レポートの見方を解説します。

Googleアナリティクスで設定する「目標」とは

Googleアナリティクスで設定した目標は「コンバージョン」としてGoogleアナリティクスの各種レポートで計測されます。過去にさかのぼってコンバージョンを計測することはできないので、Googleアナリティクスを導入したら、できるだけ早く目標を設定することをおすすめします。

Webサイトの何を「目標」として計測するか

Webサイトによって訪問者に期待する行動が異なるでしょうから、何を目標として定義するかはWebサイトによって千差万別です。まずは、自身のWebサイトが何を目標とするかを決めましょう。

Webサイトの訪問者に期待する行動としては、例えば
●予約(飲食店、ホテルなど)
●クーポンのダウンロード(店舗)
●購入(ECサイト)
●資料請求(コーポレートサイト)
●メルマガ登録(セミナー)
などが挙げられます。

Googleアナリティクスでは、次の5つの目標タイプを設定できます。

●到達ページ : 訪問者が所定のページを訪問するとカウントされます
●滞在時間 : 訪問者の滞在時間が所定の時間を超えるとカウントされます
●イベント : リンクのクリックやファイルのダウンロードなど、訪問者が所定の操作を行なうとカウントされます
●セッションあたりのページビュー/スクリーンビュー : 訪問者に閲覧してほしいページを設定しておき、1回の訪問(セッション)でそれがクリアされた場合にカウントされます
●スマートゴール : 最も品質の良いウェブサイトのセッションをコンバージョンとして使用して、Google 広告を最適化できます。(要Google広告アカウント)

最もよく使用されるのは到達ページです。
予約やダウンロードが完了した際に表示されるページ(いわゆるサンクスページ)が閲覧された時(ページビューが発生した時)をコンバージョンとして設定することが一般的です。

なお、1つのビューにつき、目標は最大20個まで設定可能です。ポイントは2点です。

●複数の目標を設けている場合も、それぞれの目標のコンバージョン数が独立してカウントされます。(滞在時間とイベントなど)
●1訪問(セッション)につき、1つの目標のコンバージョンがカウントされるのは1回だけです。(訪問者が同一セッションで同じ目標を複数回達成したとしても、コンバージョンとしては「1」とカウントされます)

Googleアナリティクスでの目標設定手順

Googleアナリティクスで「目標」を設定するには、当該ビューの編集権限が必要です。複数人での共同運用などで自分に編集権限がない場合は、編集権限があるユーザーに設定してもらうか、管理者に依頼して自分に編集権限を付与してもらいましょう。

ここでは、設定ケースとして最もメジャーな「到達ページ」を例に、目標の設定手順を解説します。5ステップで完了するので、難しいことはありません。

●① Googleアナリティクスの画面左側のメニュー一覧の「管理」で管理画面を開き、ビュー列の「目標」をクリックします。

●② 画面左上の「新しい目標」をクリックします。

●③ 「目標設定」の「カスタム」を選択し、「続行」をクリックします。

●④「目標の説明」を以下要領で入力し、「続行」をクリックします。
・名前 : 管理しやすい名称を入力
・目標スロット : デフォルト(目標ID 1/目標セット 1)
・タイプ : 到達ページを選択

●⑤「目標の詳細」の「到達ページ」に目標ページのURLを入力し、「保存」をクリックします。
・URLは、ドメイン部分は省いて入力します。(例:「https://sample.com/pageA.html」は、「/pageA.html」)だけが入力対象)
・プルダウンと組み合わせて到達URLの条件を設定する
・「等しい」:目標ページ(URL)を1つだけ設定する場合に選択
・「先頭が一致」:目標ページ(URL)が複数あり、先頭部分が同じ場合に選択(例:到達ページが/thanks.php?id=001」のようにユーザーによってパラメータが変わる場合、「/thanks.php」と入力しておけばよい)
・「正規表現」:目標ページ(URL)が複数あり、条件が複雑な場合には正規表現の記号を用いて記述します。(例:/thanks.phpとarigatou.htmlの両方を同じ目標の到達ページとしたい場合には、「thanks.php|arigatou.html」と記述します)

正規表現参考:正規表現一致を用いたGoogleアナリティクスやタグマネージャの設定・分析方法

以上で目標設定は完了です。
以下

一度設定した目標は削除できない

Googleアナリティクスでの目標設定の注意点は、一度設定した目標は削除できないことです。目標の計測をやめたいときは、一時的か恒久的かにかかわらず、記録ステータスを「オフ」にしましょう。

記録ステータスの変更は、Googleアナリティクス管理画面のビュー列「目標」>対象の目標の「記録中」で「オン」「オフ」を切り替えます。

使わなくなってしまった目標により、目標数上限の20に達してしまった場合は次のような対応が考えられます。
・新しいビューを作成する
・使わなくなった目標を編集して新しい目標に変更する(※過去レポートのコンバージョン数は変更されませんので、レポートの統一性に注意)

目標設定時の注意点

目標設定に関しては、主に次の2点に注意しましょう。

●目標設定後の動作確認
設定誤りなどで目標が計測できてないといったことがないように、後述の「「目標」の計測結果をレポートで確認する」で確認しましょう。

●コンバージョン状況を正確に分析するために、自分のアクセスを計測対象外とする
アクセス解析においては、自分や運営関係者のアクセスデータが正確なWebサイトの状況や施策の効果を分析・評価する際の妨げになるかもしません。コンバージョンの動作確認が済んだ後は以下の記事を参考に、差し支えなければ自分のアクセスを除外しておきましょう。

参考:【Googleアナリティクス】IP除外により自分のアクセスをカウントしない方法

「目標」の計測結果をレポートで確認する

目標を設定した後は、Googleアナリティクスの目標レポートで正しく計測できているか、動作確認を行いましょう。

リアルタイムレポートであれば即座に確認できるのでおすすめです。
自分のアクセスを除外している場合は一時的に計測できるようにしておく必要があります。
左メニュー内の「リアルタイム」>「コンバージョン」を見ながら、自分のコンバージョンのタイミングで対象とする目標がヒットするかどうかを確認します。

問題なさそうであれば後日、以下の手順で一般ユーザーがコンバージョンしているかどうか、レポートを見てみましょう。
Googleアナリティクスのメニュー「コンバージョン」>「目標」>「概要」をクリックします。

目標レポートで目標値の推移を確認できれば、問題なくコンバージョン状況を計測できています。

リアルタイムやコンバージョンレポートで目標達成がレポーティングされない場合は、目標設定が適切でなかったために計測ができていない可能性が高いです。

計測不良の要因としては、例えば次のようなことが挙げられます。

●目標設定したページに不具合がある
・目標設定したページが、Webサイト上で一般ユーザーがアクセスできるページであるか(Webサイトの権限なしに遷移できるか)どうかを確認しましょう。
・目標設定したページがGoogleアナリティクスのトラッキング対象になっているか(トラッキングコードが正しく設定されているか)を確認しましょう。確認手段としては、リアルタイムレポートを利用するとスムーズです。

参考:Googleアナリティクスのトラッキングコードを確認・設置する方法

●目標設定に問題がある
・目標達成の条件(到達URLや「等しい」「前方一致」など)が間違っていないか、正しく入力できているかを確認しましょう。
・PDFなどのダウンロードを目標ページにしていないか確認しましょう。PDFページにはトラッキングコードを埋め込めないので到達ページに設定することができません。ダウンロードについては、「到達ページ」ではなく「イベント」で目標設定します。

まとめ

Googleアナリティクスの目標を設定しておくと、効率的にWebサイトの成果レポートを把握したり改善点を洗い出したりすることができます。
アナリティクスを導入しているのにまだ目標設定していない場合は、できる限り早めに目標とするポイントを検討し、目標設定することをおすすめします。
【初心者向け】Googleアナリティクスの設定と基本的な使い方

執筆者 / 監修者

サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

1980年生まれ 東京都稲城市出身、都立三鷹高等学校、専修大学文学人文科学を卒業後、2003年に学校関連の広告・出版を扱う株式会社JS コーポレーションに入社。

3年勤務した後に、学生時代より、ベンチャー企業への興味関心が高かったこと、より企業の課題解決に向き合っていきたいという想いから、WEB マーケティング業界へ転身。
2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。

同年10月に、当時4名のベンチャー企業であった当社の役員と共鳴し、転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。9年連続でラスベガスで開催されるPUBCONに参加するなど海外の最新のSEO情報の収集にも尽力。
現在は、サクラサクラボの編集長、サクラサクラボチャンネルでの情報発信などの自社マーケティングを通じてBtoBマーケティングにも精通し、ここで培ったノウハウをもとにコンサルティングを展開。

3歳から現在に至るまで、サッカーを続けており、組織マネジメントにおいて、この経験値を大いに活用している。

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