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Googleポリシーオフィスアワーまとめ(2023年2月22日)

2月22日にGoogleポリシーオフィスアワーが開催されました。
いつものようにGoogleの金谷さんとあんなさんが回答した内容をまとめました。

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Googleからのお知らせ

AI の次の重要な一歩

AI の次の重要な一歩
https://japan.googleblog.com/2023/02/ai.html

対話型AI Bardを一般開放に向けて取り組んでいる、テストできるようになったら試してほしい

AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス

https://developers.google.com/search/blog/2023/02/google-search-and-ai-content?hl=ja

特に以下は強調しておきたいとのこと

自動生成コンテンツに関し、Google は一貫したガイダンスを提示してきました。検索結果のランキング操作を主な目的として、コンテンツ生成に自動化(AI を含む)を利用することは、スパムに関する Google のポリシーに違反します。

AIコンテンツを利用しようとしている人はガイダンスに沿ってほしい

新しい技術が出てきたときは流れを見守りながら、AIが有用なコンテンツを作成することに寄与することに期待する面もある

Q&A

クロールブロックしているページの評価

robots.txtのdisallowでブロックしているページは評価対象になり得るのか?
インデックスされていないページは評価対象にならないという話があったが、裏を返せばインデックスされていれば評価対象となるのか

robot.txtはクロールブロックをするためのもので、必ずしもインデックスされないというわけではないので、インデックスされる可能性はある(ページの価値が高いとGoogleが判断した場合など)
この場合はインデックスされたとしても、クロールできないためタイトルやスニペットは生成されない

ブロックされているとテキストやリンクを認識できない
ただし、もともとインデックスされていたページをブロックした場合、インデックスされていた内容が残り続ける

robots.txtでクロールの制御

noindexが設置されているディレクトリの内部リンクがあり、noindexの除外が多い
robots.txtの設定と内部リンクの削除がベストプラクティスなのか

実際の状況がわからないが気にしなくてよいのではないか
noindexの件数が多いだけで大量のクロールが発生することは考えにくい

ただし、クロールの発生は内部リンクがあるためなので、リンクにnofollowをつけるとよい

ステージングドメインの登録

登録されていないことをチェックするために登録すべきなのか
誤って登録されてしまった事後もインデックスから削除できるのではないか

※補足
おそらくステージング環境のサイトをサーチコンソールに登録するかどうかを指しているのだと思われます

ミスの発見に役立つのかもしれないが、別のミスを誘発する可能性があり、おすすめはしない
もしこのように運用していて問題ないという方は共有してほしい

Search console内インデックス数の激減

Search consoleにて11月上旬から1月下旬にかけて1/3以下に減っている理由を知りたい

このケースでは特に問題は発生しておらず、仕様である

アドバイスとして、どのページが減ったのか特定し、インデックスカバレッジレポートには登録されなかったページが挙がっているはずなので、どのような項目が増えているのかをチェックするとよい
また検索パフォーマンスレポートで、インデックスが減少する前後でパフォーマンスを比較する

※参考
ページがGoogleにインデックスされない!?原因と対処法
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blogs/pages-not-indexed

Seach Consoleと実際の検索結果の乖離

求人サイトでサーチコンソールの「求人情報」に表示されている有効インデックス数と、実際にしごと検索上に表示されているインデックス数にかなりの乖離がある

担当チームに報告した

大量ドメインからの覚えのない被リンクの影響

覚えのない大量の被リンクを受けており、参照元ドメインを確認すると低品質と思われるページであった
このようなリンクは悪影響があるのか?ペナルティのおそれはあるか?

オフィスアワーでよく取り上げているハッキングサイトからみのリンクではないか
そうであれば問題ない

他の担当者がいて、その人がリンクを購入したことも考えられるので社内確認してみるとよい
また、スパムレポートを送るとよい

「見つかりませんでした(404)」ページ急増

「見つかりませんでした(404)」ページが急増し、フリーワードの一覧が該当している
検索結果が0件のページだが、内部リンクが存在しないため原因の特定ができない

事象は把握したが該当ページは確認できなかった
URL検査ツールではリンク元が確認できるので使ってみるとよい

フリーワード検索ページに大量の無関係URL

フリーワード検索ページのURLに自社サイトと関係のない文字がついたURLが大量に検出されているが対応が必要なのか

スパマーがメインコンテンツとは無関係のキーワードでの検索結果をGoogleにクロールさせる、ということは認識している
これを止めるのは難しいが、検索結果にnoindexを入れることで、ターゲットとなることは防げる
このケースではnoindex挿入済みで、これ以上できることはない

HTTPS URLとして認識するページ数の乱高下

すべてHTTPS配信しているのに、HTTPSとして認識するページ数が1が月間隔で乱高下する
どのように解決すればよいのか

このケースではおそらくHTTPSの問題ではなく、インデックスカバレッジレポートがへこんでいるためインデックスされなくなったページを調べるとよい
クロール済み – インデックス未登録になっているがURL検査ツールではインデックスされている状態であった(タイムラグ?)
Google側の問題である可能性もあるので、また問題が起きたらサーチコンソールのフィードバックを送信から送信してほしい

ショート動画枠に表示させる方法

ショート動画枠に表示させる方法はあるか?

ショート動画枠は一般公開されていない
公開のメドが立ったらアナウンスする

動画のSEOベストプラクティス

動画掲載ページは構造化データ実装済み、通常のウェブサイトマップを送信済みで、動画検索にもインデックスされている
この状況で、新たに動画サイトマップを送信する必要はあるか?

現状で問題ないのであればいらないのではないか
強いて言えば、以下にあるように、通常のサイトマップがあるのであれば追加で送る必要はない(既存のサイトマップに動画サイトマップのタグを追加すればよい)

ご自身の都合に合わせて、動画専用の別個のサイトマップまたは mRSS フィードを作成することも、既存の従来のサイトマップ内に動画サイトマップのタグを追加することもできます。
動画サイトマップとサイトマップの代替

そのうえで、このケースでは動画のマークアップにおいて様々な項目で警告やエラーが出ていた
特に今後いくつかの機能の実装のために必要な属性であるcontent urlなど、マークアップの見直しをするとよい

sitemap.xmlの置き場所

ガイドラインに以下の記述がある

サイトの任意の場所にサイトマップを配置できますが、サイトマップは親ディレクトリの子孫にのみ影響します。
サイトマップの作成と送信

https://example.com/sitemap/sitemap_index.xml サイトマップインデックス
https://example.com/sitemap/bucket/sitemap1.xml サイトマップ①

サイトマップ①に入っている各個別ページのURLが/sitemap/配下ではないとサイトマップ①は機能しないのか

その通り
ガイドラインに従って実装してほしい

構造化データのガイドライン

構造化データガイドラインにある「ページの読者に表示されないコンテンツをマークアップしないでください」とある一方で、記事の構造化データページには異なるアスペクト非の画像を複数指定するように指示がある
それらすべての画像を読者に向けて表示させる必要があるのか

代表的なものを表示させればよい
「ページの読者に表示されないコンテンツをマークアップしないでください」はユーザーを惑わせるようなマークアップ(悪意がなかったとしてもリッチリザルトで価格が異なるなど)を想定している
今回の場合は画像の選択肢を広げるもので問題ない

ホスト貸しのサイトを通報する

Google社員が以下のようにコメントしていたという情報がある
・Host Lendingはスパムである
・見つけたら通報してほしい

ホスト貸しの通報窓口はどこが適切なのか、通報対象は証拠があるものに限るべきなのか

通報とはニュアンスが異なるが、関連する報告窓口が2つある
・スパムレポート
・検索に関するフィードバック

送られたものは1つ1つ検証するわけではなく、
そのため「通報」とはニュアンスが異なるかもしれない

host lendingについては新しくコメントできることはない

発言は金谷氏が言ったことではないので肯定はしない
ホスト貸しについては金谷氏が担当者ならやらない

専門性の評価

ディレクトリでサイトを分けて運営しているが、専門性はディレクトリごとに評価されるのか

検索品質評価ガイドラインに書いてあることなのでサポートの対象外
ガイドラインの説明については以前も行った

※前回のガイドラインについての説明
検索品質評価ガイドラインのアップデート

サイトが検索結果に表示されない

グーグルサイトを使ったホームページを作成しているが検索しても出てこない

担当チームに報告します

MFI移行が進む中でのSEO対策

今後はPCサイトのSEO対策は必要なのか、モバイルだけの対応でよいのではないか

よいコンテンツを作って検索フレンドリーなサイトにして、素晴らしいユーザー体験を提供しながらサーチコンソールで問題がないことを確認していれば特にSEO対策は必要ないのではないか

一般論として、モバイルに力を入れるのは重要だが、PCのユーザー体験を損なわれるのであればユーザーが離れてしまい、手を抜いていいとは思わない
データの集計など、PCではやらなくていい作業があるかなどは同業者のアドバイスも聞いてみたらどうか

おわりに

次回は3/23(木)とのことです。

諸般の事情でもしかするとオフィスアワーが今回で最後になってしまう可能性があるのでコメントがされました

金谷さん
10年続けられてよかった
役に立ったと言ってくれる方もいるが、まだやり切れていない

もしこの場が最後になった場合のあいさつはこのチャンネル外でやろうと思う

あんなさん
日本は検索のコミュニティが素晴らしく学び続けている
今後ともよろしくお願いします、とのことです

Googleポリシーオフィスアワーの質問受付フォームはこちら
質問フォーム(Google ポリシー オフィスアワー)
※ランキングに関する質問には基本的に回答されないので注意

前回のオフィスアワー
Googleポリシーオフィスアワーまとめ(2023年2月9日)

過去のオフィスアワーまとめ一覧
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blog-tags/webmaster-office-hour

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    執筆者 / 監修者

    ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社取締役 社長ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

    1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

    SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

    ◇ 出版書籍
    なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?

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