リダイレクトとは
リダイレクトとは向きを変えるという意味で、Webページに訪れたユーザーを別のWebページに転送することを言います。
主にWebページが移転した時や、メンテナンスの時に一時的に転送したい場合など、Webページを転送するために使われます。
リダイレクトには大きく分けて3つの方法があります。
・HTTPによるリダイレクト
・javascriptによるリダイレクト
・meta refreshによるリダイレクト
このうち、HTTPによるリダイレクト(ステータスコード301や302など)がSEO上最も推奨されている方法ですが、サーバーの都合上HTTPによるリダイレクトができない場合などではjavascriptやmeta refreshによるリダイレクトで代用することが可能です。
meta refreshによる転送方法
HTMLファイルの<head>~</head>内に専用のmetaタグを記述することでリダイレクトを実行します。
ネットサーフィンをしていたら、たまに「本サイトは移転しました。5秒後にジャンプします」などと表示されることがありませんか?
これは多くの場合meta refreshによるリダイレクトの際に表示されるものです。
meta refreshによる転送を行う場合、転送元のページの<head>内に以下のように記述します。
例えば、0秒後に、転送先URLへリダイレクトする場合
<meta http-equiv=”refresh” content=”0;URL=https://(転送先のURL)”>
5秒後に、転送先URLへリダイレクトする場合
<meta http-equiv=”refresh” content=”5;URL=https://(転送先のURL)”>
この場合、contentの数字(転送までの秒数)は、SEOを考慮すると0にしておくことがお勧めです。
秒数が0秒指定の場合に最も301リダイレクトに近い効果がある(保証されるものではない)と考えられます。
さらに、訪れたユーザーによっては、その秒数を待ちきれずに離脱してしまう可能性もあります。
Googleはmeta refreshによるリダイレクトをサポートしているものの、推奨はしておりませんので、HTTPやjavascriptによるリダイレクトが実行できなかった場合の手段として考慮することがおすすめです。
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