
こちらの記事は弊社運営クラウドライティングサービス『REPO』のライター向けに作成したものです。
ルポの案件別の書き方を紹介しようと思います。今日はこの2つ。
・概要/説明
・まとめ/コラム
1.説明文とコラムの違いとは
まあ、概要/説明はその通りですよね。テーマについて、ただ事実を説明するもの。じゃあ、コラムって何だという話になってくるけど、「事実の説明だけではなく、自分の意見や分析が含まれている文章」 と覚えておくとわかりやすいです。
この分析・意見ってのがポイントで、ただの説明やニュースになってはいけないということです。概要/説明の案件は事実やデータを説明するだけだけど、 まとめ/コラム案件は事実やニュースに対する分析なり、意見が必要です。
新聞のコラムでも意見のないコラムはありません。
ただ、日記や体験談とは違うから注意してください。意見を書くと言っても、自分の体験を日記みたいに書き綴るのはNGです。それをやってしまうと、否認になってしまいます。(文章全体を直さないといけないから、ちょっと修正が難しいんです)
あくまで、そのテーマについて説明しつつ、要所要所に意見や分析を挟んでいく、というスタイル。基本的には概要/説明と同じ感覚で書いてもらっ て、そこに+して意見・分析・結論を盛り込んでいきましょう。それで立派なコラム記事ができ上がります。
2.コラム案件を執筆する際の注意点
コラム案件では気を付けたいのが、次の2つ。
- 体験談風の文章になっていないかどうか?
- 文章が他人からの伝聞形になっていないか?
原則、体験談風の文章は口コミ案件でない限りNGです。これは説明文も同じ。
「私は昨日、おいしいみかんとりんごを食べました。」
このような主観的な体験談には注意してください。特に「私は~」という単語を使用しないように気を付けましょう。
「私は~」が含まれていると、否認になる確率はかなり上がりますので。
また、伝聞形の文章も使わないようにしてください。コラムとは「論評風」の文章ですから、「~だそうです。」 「~が良いと聞いています。」のような文章ではいけません。
「~です。」「~できます。」などを使うようにしてください。
3.事実や分析・意見を、ごく普通の日本語で
簡単に整理すると、こんな感じになります。
概要/説明
⇒テーマに関する情報・事実を説明する文章。個人的な意見や感想、分析は盛り込まない。
まとめ/コラム
⇒テーマの関する情報・事実を説明しつつ、それに対するあなたの意見・分析も述べる。
そして、両方に共通する注意点として、体験談風な文書にしてはいけないということです。口コミ案件とは、明確に区別してください。実際、体験談風な文章が理由で否認になってしまう記事は結構多いんです。コピー行為とか、他の投稿と似通っているとか、そういう理由を除けば、体験談で の否認が多くを占めています。
文章が上手下手とかじゃなくて、単純に案件の内容、執筆ルールに合致しているか、という部分が大きいわけですね。新聞のコラムは整った文章ですが、正直、よほど酷い文章じゃない 限り、下手だからという理由で否認になることはありません。特別に凝った表現、言い回しを使う必要もないですし、難しい言葉を使う必要もありません。
あなたの持っている知識、調べた情報を、ごく普通の日本語で書けば 大丈夫です。概要/説明はそれでOKだし、コラムはそこにあなたの意見・分析・結論を追加すればOK。
「どう書けばいいか」、という疑問や迷いはこれで解決したんじゃないかと思います。まあ、ここは知ってさえいれば、それほど頭を悩ますものじゃないです。 問題は、
何を書けばいいんだ?
これに尽きると思います。そのテーマについて長年勉強してきたとか、職業上、すごい詳しいとか、そういう状況なら執筆は楽に終わると思います。改めて調べる必要がないですからね。仮に調べるとしても、前提知識があるから簡単です。
でも知識がゼロなら、一から調べる作業が発生するから凄く面倒。そう、これは面倒な作業なんです。だからつい、ここをすっ飛ばして、いきなりライ ティングに入ってしまいます。そうすると、ほとんど知識がないから書けません。それでちょこっとネットで調べて、とりあえず情報を仕入れる。それで少し書き出すものの、すぐにネタが無くなる。またWeb調査に戻る。書く。ネタがなくなる。調べる。
こんな感じで、行ったり来たりを繰り返すと非常に時間がかかります。それに、2つの異なる作業を同時並行で行うのは効率が悪いです。本来、ライティングは極度の集中が必要な作業です。なのに、途中で調べる作業が発生すると、集中がその都度途切れてしまいます。
だから書く前に、情報を調べてまとめておく必要があるんです。頭の中にないものは、どうやっても書きようがありませんから。
Webや文献で情報を調べるときは、わかったことをWordやテキストエディタに書き留めて、いつでも見返せるようにしておきましょう。紙やノートでも構いません。300~600文字くらいの記事なら、A4用紙一枚くらいでも十分。ライティングが格段に楽になるから、ぜひやってください!
情報を十分に調べたら、後は最初に紹介した書き方の注意点を意識しながら、文章を書き出すだけです。これは概要/説明とまとめ/コラムだけでなく、他の案件にも言えることです。
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