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サーチコンソールのクリック数とは?カウント方法の考え方と注意点

SEOにおいて、どんなに検索順位が上がって表示回数が増えたとしてもユーザーにクリックされなければWebサイトへのアクセス数は増えません。

サーチコンソールの検索パフォーマンスレポートでは、最短1日以内から数ヶ月の期間を指定して、Google検索でのユーザーのクリック数の実測値を確認することができます。

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クリック数とは

クリック数は、サーチコンソールのメニュー「検索パフォーマンス」(もしくは「検索パフォーマンス」>「検索結果」)で表示される検索パフォーマンスレポートで確認できます。

サーチコンソールのクリック数とは?カウント方法の考え方と注意点1

検索パフォーマンスレポートの全般的な使い方については以下も参照ください。

参考:検索パフォーマンスレポートの見方と改善施策への活用方法

クリック数とは、ユーザーがGoogleの検索結果画面でWebサイトのURLを何回クリックしたかの実測値です。

• サーチコンソールの検索パフォーマンスの計測範囲はGoogleのみで、Yahoo!をはじめとするほかの検索エンジンは対象外となります。

• クリック数計測の対象となるURLは、Googleが正規ページとしてインデックス登録しているURLのみです。例えば、スマホ版とパソコン版が異なるURLで、Googleがパソコン版URLを正規ページとインデックスしている場合は、クリック数はパソコン版URLに統合されます。Googleが認識している正規ページは、サーチコンソールのURL検査ツールで確認できます。

参考:URL検査ツール(旧:Fetch as Google)とは?初心者でも分かる簡単な使い方

アナリティクスとクリック数が合わない!原因は何?

アナリティクスとクリック数が合わないという場合、単純にアナリティクスのセッションとサーチコンソールのクリック数を比較していませんか?
サーチコンソールではGoogle検索しかカウントしませんし、セッションやクリックの計測方法も異なりますので数値が異なることがあるのは避けることができません。

また、サーチコンソールとアナリティクスを連携させると、アナリティクスのメニュー「集客」>「Search Console」の各レポートでも、サーチコンソールで計測されたクリック数を確認することができます。

参考:グーグルアナリティクスとサーチコンソールを連携する方法

しかし、それでもアナリティクスとサーチコンソールとで表示されるクリック数が異なる場合があります。

Googleの計測の仕様によるものなので、Webサイト運営者側で対処できることはないのですが、主な原因としては以下が考えられます。

原因①:タイムゾーンの違い

サーチコンソールは太平洋時間(PT)で集計されているため、アナリティクスを含むほかのツールとタイムゾーンが異なる可能性があります。

原因②:取得データの違い

サーチコンソールはプライバシー保護のために一部のデータを表示しないことがあります。

原因③:サーチコンソールのフィルタリング仕様

検索パフォーマンスレポートでは、クリック数をはじめ表示回数、平均CTR、平均掲載順位も、レポート上段のグラフと下段の詳細欄の値が合わない事象が発生します。
利用者側としては困るのですが、どうしようもありません。
Googleからは以下のようにアナウンスされています。

グループ化とフィルタリングの組み合わせによって、データの切り捨てが異なるためです。このようなケースで合計が異なる場合、実際の合計は少なくとも表示されている大きな方の値(それ以上のこともある)になります
Search Consoleヘルプ

原因④:カウント対象のURLの違い

サーチコンソールでは検索パフォーマンスレポートに表示されているURLが計測対象ですが、そのURLが他のURLにリダイレクトしていると、アナリティクスではリダイレクト先のURLがランディングページとして計測されます。したがって、サーチコンソールとアナリティクスで計測されるURLが異なる場合があります。

原因⑤:JavaScript無効ユーザーのカウント有無の違い

アナリティクスでは、JavaScriptを無効にしているユーザーのデータはカウントされません。

表示回数は多いのにクリックされない!

SEO施策において、キーワードプランナーなどのツールを活用して検索ボリュームが大きい特定のキーワードに狙いを定め、GRCなどの順位ツールで調べて上位にいるはずなのに、
予測したよりもクリック数が伸び悩むことがあるかもしれません。その場合は、次の可能性が考えられます。

• そもそも検索順位がトップ10に入っていない。
• ページタイトルやディスクリプションが、ユーザーの検索意図や興味と乖離している可能性がある。
• マップや動画、画像など、検索結果ページにGoogleによるほかの検索結果要素が混ざることで、相対的にWebサイトの表示位置が下がっている可能性がある。

検索順位については以下の記事を参考ください。

参考:サーチコンソールに表示される平均掲載順位とは?見方と注意点

まとめ

検索パフォーマンスレポート上段の折れ線グラフで、クリック回数が増加傾向にある場合は、SEO対策が有効に機能している表れといえるでしょう。クリック数はそれ単体の確認ももちろん有用ですが、表示回数や検索順位といったほかの指標と掛け合わせて分析することで、ページの課題や今後の改善方針のヒントを得ることができます。

   

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    執筆者 / 監修者

    ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社取締役 社長ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

    1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

    SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

    ◇ 出版書籍
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