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サーチコンソールの表示回数とは?カウント方法の考え方と注意点

サーチコンソールの検索パフォーマンスレポートには、レポーティング期間におけるGoogle検索結果ページのWebサイト掲載回数が「合計表示回数」として表示されます。この表示回数とは、どのようにカウントされているのでしょうか。

表示回数のカウントの仕組みと、表示回数が突然減少したときの対処法を解説します。

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表示回数とは

表示回数は、サーチコンソールのメニュー「検索パフォーマンス」(もしくは「検索パフォーマンス」>「検索結果」)で表示される検索パフォーマンスレポートで確認できます。

参考:検索パフォーマンスレポートの見方と改善施策への活用方法

サーチコンソールの表示回数とは?カウント方法の考え方と注意点1

表示回数のカウントタイミング

表示回数は、WebサイトへのリンクがGoogle検索結果に表示された回数を指します。リンクがユーザーの目に触れたかどうかにかかわらず、当該リンクが掲載された検索結果ページがユーザーに表示された時点でカウントされます。

• 検索結果の1ページ目に表示されている場合
多くの場合、検索順位が1位〜10位のリンクが検索結果の1ページ目に表示されます。例えば検索順位10位にヒットしていた場合、ユーザーはそのページの下までスクロールしないと検索結果が表示されていることを視認できませんが、ユーザーがそこまでスクロールしなかったとしても、当該リンクの表示回数は「1」とカウントされます。
(そのキーワードに関連性の高いページが少ない場合などでは、1ページ目の表示数が10件未満に絞られることがあります)

• 検索結果の2ページ目以降に表示されている場合
ユーザーがページネーションでページをめくって掲載ページを表示しない限り、表示回数はカウントされません。
ページを開きさえすれば、ユーザーがスクロールしなかったとしても表示回数にカウントされます。

注意点

• 表示回数のカウント対象はGoogle検索のみで、Yahoo!をはじめほかの検索エンジンでの表示は含まれません。

• カウントの対象となるURLは、Googleが正規ページとしてインデックス登録しているURLのみです。例えば、スマホ版とパソコン版が異なるURLで、Googleがパソコン版URLを正規ページとインデックスしている場合は、表示回数はパソコン版URLに統合されます。Googleが認識している正規ページは、サーチコンソールのURL検査ツールで確認できます。

参考
URL正規化とは?正規化が必要なケースとcanonicalの設定方法
URL検査ツール(旧:Fetch as Google)とは?初心者でも分かる簡単な使い方

表示回数が多い一方でクリック率が低い時はどうすれば良い?

クリック率(クリック数/表示回数)は、検索パフォーマンスレポートの「CTR」(Click Through Rate)で確認できます。

サーチコンソールの表示回数とは?カウント方法の考え方と注意点2

クリック率が低い主な要因①:検索結果ページの下の方に表示されている

前述のとおり、「表示回数」はユーザーに表示された検索結果ページに載っている場合に、一律カウントされます。例えば、検索順位10位などページ下部に表示されている場合には、実際的にはユーザーの目に触れずにクリック率が1%を切ることもあり得ます。

クリック率が低い主な要因②:タイトルやディスクリプションが魅力的でない

検索結果に表示されるWebサイトの情報は、多くの場合、タイトルとディスクリプションです。これらの内容がユーザーの検索意図や興味と乖離していることが要因となって、クリック率が低くなっている可能性があります。検索キーワードからユーザーの傾向を分析し、必要に応じてタイトルやディスクリプションを再考しましょう。

クリック率が低いその他の要因

• 自動順位取得ツールなどのbotによる検索で表示回数が増えている可能性があります。Googleによるとこのようなbotによる検索は除いているとのことですが、除き切れていない可能性があるためです。

• マップや動画、画像など、検索結果ページにGoogleによるほかの検索結果要素が混ざることで、相対的にWebサイトの表示位置が下がっている可能性があります。

実際に検索してみて、競合検索結果と比較しながら自サイトの情報がどのように表示されているか確認してみるとよいでしょう。

Google検索への表示回数が突然減少した場合どうすれば良い?

検索パフォーマンスレポートの折れ線グラフで、レポーティング期間における表示回数の推移を確認することができます。

サーチコンソールの表示回数とは?カウント方法の考え方と注意点3

表示回数が突然減少した場合の考えられる要因と対処法を解説します。なお、Discoverは基本的に数日間しか表示されないため、表示回数が急増・急減するのが普通ですので、ここでは検索パフォーマンスレポートでの急減について記載します。

要因①:Googleに障害が発生している

サーチコンソールやその他の障害について、Googleから障害情報が発信されていないか確認しましょう。

• Search Console ヘルプの「Data anomalies in Search Console」ページ
• Google検索チームのTwitterアカウント(@searchliaison)

要因②:Webサイトにアクセスできなくなっている

Webサイトにアクセスするかサーバーのエラーログを閲覧し、400番台(リクエスト失敗)や500番台(サーバーエラー)の問題が発生していないか確認しましょう。
このような状態が続くとインデックスを削除されて検索結果に表示されなくなってしまうため早急な対処が必要です。

要因③:検索ボリュームが減った

キーワードの旬が過ぎ去ったなどで検索ボリュームが減少すると、連動して表示回数も減少します。
検索パフォーマンスレポートの「平均掲載順位」を確認しましょう。順位が上位を保っているのに減少しているのであれば、検索ボリュームの減少に起因している可能性が高いです。

要因④:Googleのアルゴリズムや仕様変更があった

Googleのアルゴリズムは日々変動しています。「平均掲載順位」が急に下落した場合は、アルゴリズム変動の影響を受けた可能性があります。

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もしくは、検索結果ページに、ローカルパックなど新たなGoogle検索結果要素が追加された場合も、相対的にページ内でWebサイトの表示位置が下がるなどの影響を受ける可能性があります。日頃から検索結果ページにどんな要素が掲載されているか、気を配っておくとよいでしょう。

要因⑤:ペナルティを受けた

ウェブマスター向けガイドラインに違反しているWebサイトは、Googleからペナルティを課されるリスクがあります。ペナルティの一環に、検索順位の下降(圏外)や、インデックスの削除などがあります。

手動ペナルティと自動ペナルティがあり、手動ペナルティが課せられているかどうかは、サーチコンソールのメニュー「セキュリティと手動による対策」>「手動による対策」で判断できます。もう一方の自動ペナルティは、サーチコンソールで状況を判断することができません。

サーチコンソールの表示回数とは?カウント方法の考え方と注意点4

もし手動ペナルティを受けてしまった場合は、問題を解消の上、Googleに再審査をリクエストしましょう。

参考:Google再審査リクエストの書き方とペナルティ解除のポイント

要因⑥:リッチリザルトが表示されなくなった

構造化データの挿入によりリッチリザルトを表示できるようにすると、しごと検索など新たな枠に表示できるようになることで表示回数を増やすことができます。
これはつまり、リッチリザルトが表示できなくなってしまうと表示回数が減ってしまうことを意味します。

参考:リッチリザルトの種類と検索結果表示させるための方法

検索パフォーマンスレポートの検索の見え方で急に減少しているものがないか、サーチコンソールの構造化データエラーが出ていないかを確認しましょう。

まとめ

検索結果がクリックされるためには検索結果ページに表示されることがまず必要です。順位やクリック率と合わせて表示回数も念頭に入れながら対策を進めていくことをおすすめいたします。

   

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    執筆者 / 監修者

    ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社取締役 社長ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

    1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

    SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

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