ブログ・サイトの運営者にとって、アクセス数や売上を伸ばすためにSEO対策は必要不可欠です。
SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、GoogleやYahooなどの検索サイトでキーワードを検索した際、表示される結果ので一覧上位を狙う施策です。
現在では、SEO対策を行わないとWeb集客は難しいと考えられています。
果たして本当にそうなのでしょうか?
本記事では、なぜSEOは重要なのか、全てのサイトに対してSEOは有効なのかなど、SEOの集客における重要性についてご説明します。
Web上での集客手法とは
サイトやブログで多くの訪問者を集めるにはどうしたらいいでしょうか?
Web上での集客方法は大きく分けると、SEO、広告、SNS(ソーシャルメディア)などがあります。
SEO
SEOは中長期的な時間は必要ですが、正しく行うことでコストをかけずアクセス数を増やし、結果的に売上の増加も狙えます。
代表的な方法としては、内部リンクを設置する、ターゲットが知りたい有益なコンテンツを作成するなどがあります。
リスティング広告
即効性が高いのがリスティング広告を用いた集客です。
リスティング広告とは、Googleなどで何かを検索した際に、そのキーワードに連動されて表示される広告です。
表示される場所は画面の上部なので非常に目立ち、ユーザーの目に触れる可能性が高くなりますが、広告費を払わないと表示されないのでコストがかかってしまいます。
SNSを有効活用
FacebookやTwitterなどで自分のサイトに関する情報をシェアしてもらうことで、ユーザーの関心・興味を引き、サイトに誘導する手法です。
コストも掛からずお手軽に行えますが、こちらから発信する投稿のクォリティーはかなり高いものが必要です。
「面白い」「誰かに教えたい」「なるほど」と思わせるようなコンテンツの提供が絶対条件です。
これら3つの集客手法を組み合わせるとメリットが倍増すると同時に、それぞれの欠点を補い合うことで単独で行うよりも高い効果を期待できます。
なぜSEOは重要なのか
トラフィック経路に占める割合が高い
Webサイトにアクセスする新規ユーザーのトラフィック経路は、検索、広告、口コミの3種類に大きく分けられます。
流入する経路が3種類あるはずなのに、多くのユーザーはキーワード検索からサイトを訪れているのです。
このことから、検索順位を上げるSEOを重視するのは当然の流れと言えます。
そして、リスティング広告やSNS頼みの集客を中心にした運営方針は、お勧めできません。
なぜなら、広告は継続的な掲載が必要なこと、SNSは流入が一過性である欠点を持っているからです。
それに対してSEOは継続的な流入が見込め、訪問者からの信頼度も高いのでおすすめです。直接的なコストも発生しない点を考えると、集客手法として非常に有効と言えるでしょう。
全てのサイトはSEOを実施した方がよい?
SEOは時代によって手法と効果が異なる
一時期までは、SEOと言えば外部サイトにリンクを設置し自サイトに誘導する被リンクや、有効なキーワードの配置などテクニックが重要視され、施策を行えばコンテンツの質を問わず検索結果での上位表示することができました。
ですが、現在では繰り返されるアルゴリズムの改善により、ユーザーの疑問を解決する情報を盛り込んだ顧客満足度の高いコンテンツであることが評価されるようになりました。
SEOとリスティング広告・SNSを組み合わせる
SEOによりサイトへの集客できている段階になると、検索エンジンからユーザーにとって有益な情報が掲載されているサイトだと判断されていることになります。
さらに言うと、例えば新商品を発売したタイミングや、他のメディアで取り上げられたタイミングでサイトに対するアクセスがあると、売上増加も期待できます。
このときに、リスティング広告を投稿することにより流入者が増え、魅力的な商品・コンテンツを提供することで、新規・リピーター獲得にもつなげることができるのです。
また、昔から流行は口コミから始まります。
良いコンテンツを作成し提供すると、ユーザーが満足することで誰かにシェアしたくなる効果も見込めます。
本当に良いと思ったユーザーは、「こんな良いものがあるので、他の人にも知ってもらいたい」と考え拡散してくれるのです。
ユーザー目線で見て質の高いコンテンツを作れば、SNSも非常に有効な集客ツールになります。
まとめ
現在では、SEOは外部リンクなどのテクニック重視やり方は効果は見込めず、ユーザーにとって有益かつ信頼性の高いコンテンツ作成など、サイト内を適切に強化することでGoogleの検ンジンから評価を高め、ひいては検索順位を向上を狙えます。
また、リスティング広告とSNSも新しい商品を発売した直後など、タイミングを見計らい行うことで相乗効果を得られ、アクセス数や売上増加を期待できるでしょう。