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GETメソッドとPOSTメソッドの違いとSEO面からの使い分け

ユーザーからのページリクエストの方法に、GETメソッドとPOSTメソッドというものがあります。
耳なじみのない言葉かもしれませんが、サイト内検索やお問い合わせフォームなどではよく問題になるポイントです。
ここではGETメソッドとPOSTメソッドについて、SEO上注意しておく点についてご紹介します。

GETメソッドとは

GETメソッドとは、HTTP通信でブラウザにファイルをリクエストする方法の1つで、リクエストするファイルの追加情報がURLパラメータとして付与される通信方式です。
この方式では、基本的に同じURLを再度リクエストすれば、以前と同じ結果を再現することができます。

たとえば物件検索サイトなどで、条件に合った物件を探したい場合を想定してみてください。
このようなサイトでは、物件の検索プログラムに間取りや家賃などの条件を指定して送信することが可能です。
次のような検索ボックスで行うことが多いでしょう。

検索ボックスサンプル

そのような場合に、URLパラメータとして条件を指定するのがGETメソッドです。
GETメソッドで動く検索ボックスの場合、以下のようにURLパラメータ(?マーク以降の部分)がついたURLに遷移します。

https://example.com/search.php?madori=2ldk&yachin=80000

GETメソッドでは、サイト上の「検索」ボタンを押しても、ブラウザにURLを直接入力しても、基本的には同じ結果を表示することができます

ちなみにGoogle検索も基本的にGETメソッドが用いられています。

https://www.google.com/search?q=get+post+seo

POSTメソッドとは

POSTメソッドとは、GETメソッドとは異なり、リクエスト内容をHTTP通信のbody部に含めることで、URLにその内容が表れない通信方式です。
代わりに、リクエストボディ内に内容が含まれているため、URLを直接入力するだけでは同じ通信を再現することはできません

物件検索サイトを例にすると、POSTメソッドで通信される場合には、間取りや家賃がどのような条件であっても遷移先のURLは一律のものとなります。

https://example.com/search.php

しかし、通信内容がURLに表れないだけで、HTTPのリクエストボディの中には含まれています。
リクエストボディ内では別途、以下のような内容が通信されています。(※Chrome Dev Toolなどで確認可能)

POSTメソッドのリクエストボディイメージ

POSTメソッドでの通信は、リクエストボディ内に情報を追加するために<button>タグなどを介して行われます。
<a>タグではURLの情報しかないため不足してしまうのです。

GETメソッドとPOSTメソッドの違い

GETメソッド、POSTメソッドとは

GETメソッドとPOSTメソッドは上記で説明した通り、HTTP通信方法の違いです。

ユーザーがページをリクエストする際のHTTPに関して基本をおさらいしておきましょう。
HTTPというのは、クライアント(データ受信)とサーバー(データ送信)で情報のやりとりをする際に使われるルール(プロトコル)です。
データのやりとりは「リクエスト」→「解析処理」→「レスポンス」という流れで行われます。
GETやPOSTというのはリクエストの通信方式の話です。

GETとPOSTの最もわかりやすい違いは、URLに表れます。

検索ボックスなどの送信機能がGETメソッドにて機能する場合、遷移先ページのURLには以下のように、検索条件に応じたパラメータが付与されます。
https://example.com/search.php?madori=2ldk&yachin=80000

一方、POSTで機能する場合はどんな条件を付与したとしても、一律のURLに遷移します。
https://example.com/search.php

しかし両者とも、この物件検索プログラムには特定の検索条件を指定しています。
GETメソッドでは、URLパラメータに表れますが、POSTメソッドでは別途HTTPのリクエストボディ内にて条件を指定しているため、URLパラメータは付与されません。

GETメソッド
リクエスト内容がURLパラメータに表れる

 

POSTメソッド
リクエスト内容がURLに表れず、リクエストボディに含まれる

GETメソッドでは、送信内容がURLパラメータに含まれていますので、同じURLに再度アクセスすると同じ内容が再現できます。

しかし、POSTメソッドでは送信内容がURLからはわからずリクエストボディに含まれていますので、URLだけでは同じ内容が再現できません。
フォーム入力中のページを再読み込みしてしまうと、入力した内容が失われてしまったり、ページを適切に表示できなかったりするのはそのためです。

GETメソッドとPOSTメソッドのSEO面からの使い分け

GETメソッドとPOSTメソッドのSEO面からの使い分け

結論から言うと、GoogleにインデックスさせたいページではGETメソッドを使い、その必要がなければどちらでもかまいません
さきの例でいうと、間取りが2LDKで家賃8万円の物件を一覧表示したページに、検索から直接流入させたい場合はGETメソッドを使います。

Googleはページをインデックスさせるために、URLに対して直接クロール・アクセスを行います。
その際にPOSTメソッドにて表示されることを前提にしているURLにアクセスすると、リクエストボディを含めることができませんので、適切なページを表示することができません。

そのため、SEO目的であれば、URLに直接アクセスすれば意図した内容を表示できる、GETメソッドが用いられるのです。

一方、検索エンジンに表示させる必要がなければGET,POSTどちらを使用してもかまいません。

POSTメソッドはGETメソッドのように送信内容がURLに表れてしまうことがデメリットになるような場合によく使われます。
たとえばお問い合わせページから受け付けページの遷移のように、個人情報やIDパスワードを入力するようなケースです。
このような場合にもしGETメソッドを使ってしまうと、URLから送信した内容が丸見えになってしまいます。

https://example.com/thanks.php?id=sakurasaku&password=password

問い合わせ送信の際に、URLからID/パスワードや名前・住所・問い合わせ内容などプライベート情報が読み取れてしまうのは好ましくありません。
Googleに問い合わせ完了ページをインデックスさせる必要もありませんので、POSTメソッドを使うのが適切です。

なお、GETメソッドで表示させていたとしても、遷移の際に<button>タグを使用している場合はGooglebotはクロールを行うことができず、結果としてインデックスされない可能性があります。
GETかPOSTかで悩むような場面では、多くの場合<button>タグが使用されるかと思いますので、クローラビリティ(Googleがページをたどることができるか)の問題が付随してきます。

そのため、ページをインデックスさせたい場合は<button>タグを使用しない(置き換える)か、追加で別途<a>タグによるリンクを設置するなどにより、クローラビリティを確保します。

また、URLパラメータを使用するため、重複ページなどの問題が起きやすくなりますので、最適化のためにはクロールやインデックス制御に考慮が必要です。

参考:URLパラメータを用いる際のSEO上の注意点
https://www.sakurasaku-labo.jp/blogs/url-parameters

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2020年11月27日ねぎお社長 (根岸雅之)

執筆者 / 監修者

ねぎお社長 (根岸雅之)
ねぎお社長 (根岸雅之)
サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

1980年生まれ 東京都稲城市出身、都立三鷹高等学校、専修大学文学人文科学を卒業後、2003年に学校関連の広告・出版を扱う株式会社JS コーポレーションに入社。
3年勤務した後に、学生時代より、ベンチャー企業への興味関心が高かったこと、より企業の課題解決に向き合っていきたいという想いから、WEB マーケティング業界へ転身。
2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。

同年10月に、当時4名のベンチャー企業であった当社の役員と共鳴し、転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。9年連続でラスベガスで開催されるPUBCONに参加するなど海外の最新のSEO情報の収集にも尽力。
現在は、サクラサクラボの編集長、サクラサクラボチャンネルでの情報発信などの自社マーケティングを通じてBtoBマーケティングにも精通し、ここで培ったノウハウをもとにコンサルティングを展開。

3歳から現在に至るまで、サッカーを続けており、組織マネジメントにおいて、この経験値を大いに活用している。

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