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Googleの手動・自動ペナルティがSEOに与える影響と原因・対策について

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ペナルティとは

サイト運営者は、サイトやブログを公開すると、SEO対策を行いながら上位表示を目指すのが一般的です。
上位に自サイトを表示させるためには様々な施策が必要ですが、基本的にはGoogleガイドラインに沿ってサイトをブラッシュアップしていく必要があります。
Googleガイドラインに反する施策を行ってしまうと、ペナルティを課せられてしまいます。
ペナルティの対象となったサイトは、検索結果の順位が上がらなかったり、インデックスが削除されて検索結果に表示されなくなったりします。
こうなると、サイトへのアクセスは大幅に減ってしまいますので、サイト運営に甚大な影響が出ます。
ですのでウェブマスターはガイドラインに準拠してWebサイトを運営していく必要があります。

ウェブマスター向けガイドライン
https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja

ペナルティの種類

このGoogleペナルティには、手動ペナルティと自動ペナルティがあります。

手動ペナルティ

手動ペナルティ(手動による対策))Googleのスタッフが直接サイトを閲覧して、ガイドラインに抵触していないか判断するものです。
これに違反すると、検索順位が大幅に下がったり、インデックスが削除されるなどのペナルティが課せられることになります。
手動ペナルティを受けた場合、Search Consoleにその旨メッセージが来ます。

自動ペナルティ

Googleのアルゴリズムで、自動的に違反やスパムを検出するものです。
自動ペナルティも手動ペナルティと同様に検索順位の下落やインデックス削除の措置が取られますが、手動ペナルティのように通知が来ないため気づくにくいことも多いです。

ペナルティの原因となる例

自サイトがGoogleペナルティを受けないためには、Googleが何を違反としているかを知っておく必要があります。
Googleは検索を通してユーザーによりよい情報を届けようとしていますので、アルゴリズムの隙を突いて順位を操作することを嫌います。

ペナルティの中で最も多いのは、検索順位を上げることを意図したスパムリンクです。

・リンクを張るためだけに作られたサイトからのリンク
・相互リンクを大量に張り合っているサイトからのリンク
・報酬を与えてレビューをしてもらい、張ってもらったリンク
・質の低いブックマークサイトから張られたリンク

また、他サイトのページを大量に複製したりすると、やはりペナルティの対象となります。
同様に、Googleとユーザーに別の内容を見せるクローキングや、目立たない場所にキーワードを含むテキストやリンクを埋め込む、隠しリンク・隠しテキストなども順位を操作する目的が認められるとペナルティの対象となります。

さらに、順位を操作する意図がなくてもペナルティを受ける場合があります。
まず、コンテンツと関係ない構造化データを使用した場合です。
構造化データマークアップを使用すると、リッチスニペットが表示されるなどのメリットがありますが、これを悪用して不適切なマークアップを行うとペナルティを受けることがあります。
これが原因でペナルティを受けた場合、順位が下落することはありませんが、構造化データによるリッチスニペット等が表示されなくなります。
また、2018年2月より、AMPページと正規ページの間でコンテンツが異なる場合、有効なAMPページとみなされなくなる措置がとられるようになります。
例としては正規ページでは記事を公開しているが、AMPページには途中までしか掲載されておらず、「続きを読む」リンクによって正規ページに移動しなければならないようなケースです。
このペナルティも順位が下落することはありませんが、モバイル検索においてもAMPページが検索結果に表示されなくなり、代わりに非AMPの正規ページが表示されるようになります。

Structured Data General Guidelines(英語)
https://developers.google.com/search/docs/guides/sd-policies

ユーザーに高品質の AMP ページを
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/11/engaging-users-through-high-quality-amp.html

ペナルティの確認方法

自サイトがペナルティを受けたかどうかの確認方法は、手動か自動かによって違います。

手動ペナルティの場合

Googleから、Search Consoleの「手動による対策」ページにペナルティを課している旨のメッセージが表示されます。
違反箇所によってそれぞれメッセージが異なりますので、それを読んで何が問題なのかを把握した上で対策を取るようにしましょう。

自動ペナルティの場合

手動ペナルティのように、Googleからのメッセージはありません。
そのため、突然順位が大幅に下がったら、自動ペナルティの可能性があります。
この場合は、自サイトの問題を推測するしかありません。

ペナルティの解除方法

ペナルティを受けたら、解除されるまで順位は上がりません。
ペナルティ解除は、手動か自動かで違います。

手動ペナルティの解除

手動ペナルティの解除方法は、まずサーチコンソールの通知内容をチェックすることから始めます。
指摘された問題個所を修正し、Googleに再審査のリクエストをしなければなりません。
通知にはペナルティの原因となった点についてコメントや質問がされている場合が多く、基本的にはそれに対して真摯に対応していくことになります。
例えば、不自然なリンクがあるという通知に、なぜそうしたリンクがあるのかという質問が添えられていた場合、該当するリンクを削除(削除依頼や否認申請)した上でその質問に回答する必要があります。

もし再審査が通らなかったら、その旨のメッセージが届きます。
通らなければ、まだ問題があるということですから、再度見直しが必要です。

自動ペナルティの解除

Googleからは何もメッセージが届かないので、何が違反したのか不明確です。
そのため、自サイトを見直して問題と思われる個所を推定し、修正しなければなりません。
手動と違って再審査のリクエストはないので、再度Googleがサイトを評価してくれるのを待つ以外にありません。
修正を行ってペナルティ要因を除去すれば順位等は回復します。

ペナルティを受けないために注意すべきポイント

ペナルティは行っている施策がGoogleのウェブマスター向けガイドラインに抵触し、検索順位を不正に操作しようとしたと認められた場合に受けてしまいます。
ウェブマスター向けガイドラインでは次のようなことは禁止されています。

・コンテンツの自動生成
・リンクプログラムへの参加
・オリジナルのコンテンツがほとんど存在しないページ
・クローキング
・不正なリダイレクト
・隠しテキストや騙しリンク
・誘導ページ
・コンテンツの無断複製
・十分な付加価値のないアフィリエイトサイト
・ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
・フィッシングやウイルスなど悪意のある動作を伴うページ
・リッチスニペットマークアップの悪用
・自動化されたクエリの送信

SEO対策は順位を上げるために行う施策ですが、不正な順位操作施策とみなされてペナルティを受けないためには、次のような点に気を付けておくことをおすすめします。

・順位を意識しすぎてキーワードを詰め込み過ぎない
・検索エンジンにもユーザーにも同じコンテンツを見せる(隠しテキストやクローキングを行わない)
・コンテンツを盗用・コピーしない
・ユーザーの役に立たないリンクを設置しない
・内容の薄いコンテンツを作らない

まとめ

自サイトをより多くの人に見てもらうために行ったSEO施策がガイドラインに違反しているかもしれません。
ペナルティを受けないためにガイドラインに沿った施策を行うのはもちろんのこと、日ごろからサーチコンソールや順位・アクセス状況に気を配り、大きな変化がないかチェックしておくことが必要です。
一度ペナルティを受けてしまうとトラフィックを失ってしまうことはもちろん、原因究明や解除までに多くの労力を必要とする場合もあります。
Googleから順位操作を疑われるような施策は避けるようにすべきです。

   

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    執筆者 / 監修者

    ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社取締役 社長ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

    1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

    SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

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