
Webマーケティング業界において、サイト構造・ディレクトリ構造の設計は、SEOの観点で見ると重要かどうかは議論が分かれています。
では実際はどうなのでしょうか?
本記事では、サイト構造やディレクトリ構造がSEOに与える影響について紹介します。
サイト構造
サイト構造は、サイトの階層構造を意味し、SEOを行う上で非常に重要です。
サイト構造最適化設計を行うことは、Webサイトを制作する初期段階で行います。
ある程度出来上がった後で、サイト構造の手直しを行うのは非常に手間がかかってしまうからです。
また、設計時のポイントとして、記事数はどの程度を予定しているか(公開後に増やすかどうか)など、後々のことを考えた構造を念頭に置いて作成します。
設計したサイトの階層構造は、パンくずリストに反映されます。
パンくずリストとは、トップページから現在アクセスしているページ(現在位置)までの順路を分かりやすく掲載することで、ユーザビリティを高めるものです。
コンテンツの量を重要視する方も多いですが、仮にコンテンツを増やしてもユーザーが欲しい情報になかなかたどり着けないサイトは利便性が悪いと言えるでしょう。
大事なのは、訪問したユーザーがサイト内で迷子にならない構造を心がけること、常にユーザー目線を意識することです。
他にも、各階層(カテゴリ)はそれぞれ軸となるキーワードに関連したテーマになるようにしましょう。
ディレクトリ構造とは
ディレクトリとは階層のことを意味していますが、Webマーケティングを学び始めてまだ日が浅い方にも分かりやすく一言で説明すると、パソコンで言うフォルダのことです。
あるフォルダの中に、別のフォルダが複数あり、さらにそれぞれのフォルダの中に、フォルダが入っているとします。
この構造をWebサイトのページに置き換えると、最初に表示される元のフォルダはトップページ、2番目に来るフォルダはカテゴリーページ、三番目のフォルダは子カテゴリとなり、ツリー構造にするのが一般的です。
また、ディレクトリの名前はURLにも反映されることから、SEO対策としてキーワードをURLに入れる手法も流行った時期もありましたが、現在ではほとんど効果がないと考えられています。
したがってディレクトリ名を考えるときは、どのようなコンテンツが入っているのか分かりやすい名前を選ぶことが肝心で、きれいなツリー状に設計することでサイトの運営自体もやりやすくなるのです。
注意点
Googleはディレクトリの階層は深くし過ぎないことを推奨しています。
理由は階層が深くなればなるほど、重要ではないとみなされることがあるからです。
階層が深い(トップページから遠い)ページは、検索エンジンが重要じゃないと判断し、クローラーに認識されない場合があります。
そのような事態は避けるため、重要な内容が含まれるページを含むディレクトリの階層を深くし過ぎないように設計する、もしくはトップページから直接リンクを張っておくと、クローラーが認識しやすくなります。
まとめ
サイトの構造設計を行うときは、将来のことを考えることが大切です。
後からはサイトの構造を変更するのは一苦労なので、初めから将来的な全体図をイメージします。
どれくらいのコンテンツ量なのか、どれだけのページ数や階層を考えているのか、事前に細かく決めておくと修正が少なくて済みます。
そして、一番重要なのはユーザーに対して利便性が良いかどうかです。
常にユーザー目線で考えて、構造を考えましょう。
ディレクトリ構造については、階層が深ければ深いほどGoogleのクローラーが認識しなくなるので、重要な内容を含む場合は、浅い階層に入れるかトップページからのリンクを設置するようにします。
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