サジェストとは?
GoogleやYahoo!の検索窓に検索したいキーワードを入力した時に、関連するキーワードが自動的に出てくる画面を見たことがある方もいるかと思います。例えば「ランチ」と入力したら「ランチ 安い」「ランチ 東京」といったキーワードが自動で候補に出てくる機能でこれをサジェストといいます。
サジェストは検索ボリュームや自分が直近で検索したワード、検索をした位置情報などを元に表示されます。
先程の「ランチ」で例えるとサジェストは「ランチ 安い」のように表示されます。
サジェストは1つだけが候補として出てくるのではなく、検索窓の下に1~8個ほどの候補が出てくるため、その中から自分にあった検索キーワードを選ぶことができ、入力の手間が省けるため便利です。
また、世の中で検索される頻度が高いキーワードが表示されるため、SEOで狙うキーワードのヒントにもなります。
また、「ランチ」までは思い浮かぶけど、他にどんな言葉を入力すれば自分の欲しいサイトが出てくるか分からないユーザーが、サジェストのおかげで自分の求めていたサイトを検索結果に表示できるキーワードが分かる便利さもあります。
どんな時に使用する?
サジェストキーワードは検索する時に便利なだけではなく、SEOを意識したコンテンツ作りにも使えます。
サジェストは検索ボリュームを元に表示されることが多いです。
そのため、Web上で検索されることが多いワードを把握したり、サジェストをヒントに新しいキーワードを見つけることも出来るかもしれません。キーワードからどのようなユーザーが検索しているかを想像することで、ターゲットを想定することも可能です。
例えば「ランチ」だけだと、ランチに関する説明文が読みたいのか?高級ランチがいいのか?安いランチがいいのか?サラリーマンなのか?主婦なのか?などの検索意図や検索している人の人物像が見えてきません。
しかし「ランチ 安い」の場合は、安いランチのお店を知りたい人が検索しているのだな、ということがわかります。
「ランチ 女子会」なら女性が検索していることがわかりますし、「ランチ ママ友」なら主婦が検索しているとターゲットを絞ることができます。
これらは一定のユーザーが実際に検索しているキーワードですから、そのキーワードでコンテンツを作り、上位表示されることになれば検索結果からの流入を増やすことができます。
またビッグワードをサイトに設定したものの、どんなコンテンツを作ればサイトが充実するのか分からない場合に、ビッグワードを入力して出てくるサジェストをコンテンツのネタ作りに利用することもできるのです。
サジェスト取得ツールにはどのようなものがあるか
SEOを意識したコンテンツを作りたい場合、GoogleやYahoo!などの検索窓から表示されるサジェストだけでは十分ではありません。
そこで以下の取得ツールを使うことで、コンテンツ作りに利用できるネタを多く見つけることができ、さらには検索ボリューム数も確認できます。
キーワード取得ツールには以下のようなものがあります。
Googleキーワードプランナー
https://adwords.google.co.jp/KeywordPlanner
関連性の高い順で候補が表示されるため、ネタ探しに使えます。
昔はアカウントがあれば詳しい検索ボリュームを見ることが出来ましたが、現在はAdWords広告を出稿する方向けのツールになっており、検索ボリュームを知りたい場合は広告出稿がないと表示されません。
広告出稿なしの場合は「1~10万」と大雑把な結果しか見ることができません。
関連キーワード取得ツール
http://www.related-keywords.com/
教えて!gooやYahoo!知恵袋などの情報も元に表示してくれるツールです。
悩み系のネタが多く、ユーザーにとって親近感のある読みやすいコンテンツを作成する時の参考となるキーワードを発掘できます。
Google サジェストキーワード一括ツール
表示される候補を1回の操作で1度に表示させ、CSVでダウンロードすることができます。
このように取得ツールには、それぞれ特徴があります。
用途によって使い分けてみて、自分にとって一番使いやすいツールを選んでいきまし