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ウェブマスターオフィスアワーまとめ(2020年2月27日)

2020年2月27日にウェブマスターオフィスアワーが行われました。
いつも通り、Googleの金谷さんとあんなさんがユーザーからの質問に回答しています。

この記事では回答の要点を中心にまとめています。

Q&A

検索結果に削除済みデータが反映されている

Q.検索結果に過去のデータ(テーブルデータ)が表示されてしまう(※注:テーブルから自動生成されるスニペットだと思われます)。
再クロールや古いコンテンツの削除、フィードバックの送信は行っている。
A.現在確認中。maxsnippetを試してみてはどうか。

コーポレートサイトが逆SEOを受けている

Q.低品質ドメインから301リダイレクトを受けている。
このような場合、手動ペナルティを受ける可能性はあるか、また、そのドメインについているリンクを否認したほうがいいのか。
A.こういったテクニックで順位が下がる事例は少ないため気にしなくてよい。
ただ、手動対策チームが誤解しないように否認すると予防になる。
もし順位が下がった疑いがあれば、金谷氏にDMするとよい(返信されるとは限らない)。

クロール頻度が下がったまま戻らない

Q.クロール頻度を下げる申請を出した後、元の設定に戻す申請を出したが、クロール頻度が回復しない。
90日間は解消されないのか、もとに戻す方法はないのか。
A.現在は解消されている。
90日以内にも解消できるし、今回の手続き上も問題なかったが、このケースでは別の問題が発生していたために戻るのが遅くなった。

Search Consoleのエラーが特定できない

Q.GSCにて以下のメッセージはなぜ出るのか。
「URLはGoogleに登録されていますが問題があります Google検索結果には表示されますが(手動による対策や削除リクエストの対象でない場合)、問題があるためすべての拡張機能の対象にはなりません。
A.今回のケースではパンくずデータのエラーとして特定されている。

カバレッジにCSSが上がってきた場合の対応

Q.GSCのカバレッジ>除外>ソフト404にcssのURLがピックアップされている。
A.cssはインデックス対象外であるが、なんらかの原因でインデックス候補としてクロールされてしまうことがある。
悪影響はなく、仕様上の誤差範囲内である。

検索順位に影響する「インタースティシャル

Q.どのようなインタースティシャルが順位に影響するのか
A.モバイル画面を覆い隠してスクロールなどワンステップが必要なものや広告が表示されるものなどが該当する。

影響しないもの

  • 法律に関するもの(Cookie使用や年齢確認)
  • 画面スペースから見て大きさが適切

参考:モバイル ユーザーが簡単にコンテンツにアクセスできるようにするために
https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/08/helping-users-easily-access-content-on.html

サイト移転時に検索結果に表示されなくなった

Q.サーチコンソールのURL検査では正常なのに検索結果に表示されない。
A.このケースではhttp→httpsへの移転に伴うリダイレクトに合わせて、httpバージョンを削除するためにURL削除ツールを使用しており、仕様通りに検索結果から削除されたのではないか。

ビッグワードの検索で怪しいサイトを見かける

Q.通販関連のビッグワードで40位以下くらいに海外の怪しいサイトが複数出てくる
A.スパムレポートを送ってほしい(フィッシングならフィンシング)
Googleとしても手動対策など対策しており、見つけようとしなければ見つからないようになっている

Chrome UAのアップデート

Q.ユーザーエージェント文字列の変更でウェブサイト側で修正が発生する可能性はあるか
A.特にない。ある場合は準備期間を設けてお知らせする。

カニバリゼーションとは何ですか?

Q.検索エンジンのランキングを食い合うという意味で記事を削除するなどの対策がある模様。
Googleでは対処法はあるのか?このような情報は信頼できるのか?
A.Google公式に使っている用語ではなくウェブマスター側の用語である。
明確な対策はなくケースバイケースだが、ページの構成や情報をGoogleに伝える、マージする、どこのページが上位表示していてもコンバージョンが発生するようにするなどが考えられる。
ウェブマスターそれぞれの戦略次第。

構造化マークアップの質問

Q.コンテンツの「意味付け」を目的にマークアップしたい(リッチリザルト目的ではない)が、エラーがある状態でも公開してよいのか
A.リッチリザルト目的ではないのであれば手動対策を採るわけではない。致命的なタグがないなどは悪影響がある可能性はあるが、このケースでは問題ない。
ただしマークアップすることで順位が上がることは期待しないほうがよい。

無事AMP対応できたのか?

Q.AMPを入れたのだがサイトはすべてAMP化されたのか?
A.AMPはサイト単位ではなくページ単位のもの(このケースではサイトURLしか共有されておらず、チェックできなかった)。
canonicalページのAMPページが作成できているかどうかをAMPテストやバリデーターで確認し、検索結果表示を確認するとよい。

適切なAMPページでない原因がわからない

Q.「Sorry, this page is not valid AMP HTML」と表示されて通常ページにリダイレクトされてしまう。
AMP validatorでは問題ないが、GSCで「カスタムJavascriptは使用できません。」とエラーが出るがURLが指定されていなかった
A.このケースでは対象ページ自体は問題なさそうだったが、似たようなテンプレートページにはカスタムJSが入っているようであった。
また、リダイレクトなど何らかの理由でPCページをAMPページとして認識しているなどしている模様。
リダイレクトアノテーションを見直すとよい

検索結果からAMPページのみ非表示にしたい

Q.AMPページのみ非表示にしようとして、URL削除ツールによってAMPページを削除したが、canonicalページまで削除されてしまった
A.正しい手順は正規ページのrel=”amphtml”を削除する。正規化することを目的として削除ツールを使用しない。
※Google側もAMPページを削除ツールに入れることを想定していなかった模様であるが、削除されてしまったとしても仕様なのでこのような目的で削除ツールは使わないでほしいとのこと。

AMPストーリーのためのSEO

Q.AMP公式のブログ記事(https://blog.amp.dev/2020/02/12/seo-for-amp-stories/)、にて、メタデータとしてtitleをきちんと設定するように書かれている
参照リンクとして挙げられているとおり、titleタグではなくtitle属性のことを指しているのか。
A.titleタグの誤りであり、著者にフィードバック済み。

検索結果に引用されないようにする方法

Q.ページを端的に表していない、tableタグでマークアップした箇所がスニペットに引用されてしまう。
A.以下の方法が考えられる。

  • datanosnippetを使う
  • maxsnippetを使う
  • 出したいものを構造化データ化する

強調スニペットに表示させたくない

Q.強調スニペットで表示されているページに「お探しの情報はここにはありません」バナーを貼るようにアドバイスしたが、表示させたくない場合に適切な方法はあるか。
A.ストレートに言うと適切ではないと思われる。
maxsnippetで文字数を減らすことで強調スニペットに引用されにくくなる。
datanosnippetを使用するのもよい。

別URLによるモバイル対応の重複正規化

Q.別々のURLにてモバイル対応しており、デスクトップ/モバイルの両方に重複ページがある場合のセットアップ方法はどうすればよいか
A.セットアップよりこのサイトの特殊な状態を解決してはどうか(路線検索が2回出てくるなどサイト構造がおかしい模様)
セパレートでのモバイル対応はおすすめしておらず、何か問題が起こり得る可能性がある。

PDFファイル内のリンクは影響を与えるか

Q.最近英語のオフィスアワーでPDF内のリンクはnofollowに似ていると発言され、検索順位に影響しないと解釈できるが、公式ブログの記述では影響を与えると解釈できる。
変更があったのか?
A.この点についてJohnと話したが、変更があったわけではなく、オフィスアワー(John)とブログ(Gary)で内容が矛盾しているわけでもない。
PDFの中にリンクがあったらユーザーにとって便利かどうかを考えるとよい

※注:この点について先日John Mueller氏は「Garyが正しいのかもしれない」というニュアンスの発言をしていました。

YMYLのキーワードの検索結果

Q.権威性ばかり重視してユーザーのことを考えていないのではないか?
A.権威がある人を持ち上げたいわけではなく、ユーザーの探している情報を届けるために権威性を評価している。

スパム行為の報告窓口

Q.公共機関の資料をアップロードしておき、リンク切れの際にユーザーからのリンクを集めているサイトがある
A.該当するGoogleの通報窓口はない
望ましい行為ではなくスパム性はあるが、ウェブマスターガイドラインには該当しない。
また、このように見ず知らずのサイトに掲載された情報が信頼できるとは思えず、このようなサイトにリンクすることで自サイトの信頼性を下げてしまう恐れがある。
この場合、インターネットのエコシステム上は地方公共団体にリンク切れを報告したり、リンクを貼っている人に報告するのが理想

最近のニュース

URL削除レポート

Search Console の新しい削除レポート
https://webmaster-ja.googleblog.com/2020/02/search-console-removals.html

注意点:URL削除レポートはサイトの正しいバージョンをインデックスする目的で使用しない

画像検索に関する変更

  • ライセンスの表示に関するベータテスト
  • デスクトップ版にバッジ表示

サーチコンソールのデータダウンロードについて

More & better data export in Search Console
https://webmasters.googleblog.com/2020/02/data-export.html

おわりに

リモートが増えているがセキュリティに注意

次回は3月後半とのことです。

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