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ウェブマスターオフィスアワーまとめ(2020年9月3日)

9月3日にウェブマスターオフィスアワーが行われました。
Googleの金谷さんとあんなさんが回答した内容をまとめます。

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Q&A

URL公開後インデックス登録されない

Q.コピーコンテンツでなく品質にも問題ないはずなのに「検出 – インデックス未登録」となる

A.このケースではすでにインデックスされているため具体的な原因は確認できない
すべてのページをインデックスすることを約束できないが、ウェブマスター側でできることとしてよいコンテンツを作ることに集中してほしい

site:検索とSearch Consoleデータの乖離

Q.site:検索時の数と値が10万以上乖離している

A.このケースでは現在は問題ないはず
site:検索の数は分析には適さないのでSearch Consoleのデータを参照してカバレッジレポートの問題を解消するとよい

※以下の記事も参考ください。

インデックスカバレッジレポートの見方とエラーや除外への対処法
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blogs/index-coverage-report

AMPページを終了する際の手順

Q.AMPエラーを終了する際には出ているAMPエラーを解消してから終了すべきなのか

A.ヘルプを参照してほしい
Google検索からAMPコンテンツを削除する
https://developers.google.com/search/docs/guides/remove-amp?hl=ja

※質問者の質問に回答されていないように思いましたが、ヘルプにあるとおりリダイレクト設定を適切に行えば特にエラーを解消してから終了する必要はないと考えられます。

スパマーのウェブサイトハッキングの解釈

Q.Googleのドキュメントで「スパマーがウェブサイトのハッキングで」と言及されているが「クラッキング」ではないのか
A.歴史的にこの表現を使っていると考えられるため、事実関係を把握し、Googleの認識を統一して回答する

Web Vitalsの指標計測ツールの違い

Q.PageSpeed Insights、Search Console、Chrome拡張機能などそれぞれのツールでLCP/FID/CLSを計測する仕組みは同じなのか?

A.ガイド記事を参照してほしい
https://web.dev/vitals-tools/

フィールドデータとラボデータで異なるし、集計された数値なのかリアルタイムの数値なのかでも異なる
データを参考にするために、どうやって集計された数値なのかを理解しておくとよい

※注
PageSpeed Insights:集計されたフィールドデータとリアルタイムのラボデータ
Search Console:日別のフィールドデータ
Chrome拡張機能:リアルタイムのラボデータ

大きなサムネイル画像が準備できない

Q.全てのページで大きなサムネイル画像が準備できないが、個別のページをlargeとstandardを手動で書き換えるのは困難
<meta name=”robots” content=”max-image-preview:large”>

A.今のところ問題はないが理想ではないので、正しく記述できるように検討してほしい
なお、Googleはメタタグだけを信じて表示しているのではなく、実際のサイズを検出して表示させている

フィッシング詐欺に誘導するサイト対応予定

Q.GoogleのSERPsからフィッシング詐欺サイトをよく見えるようになった
通報しているが膨大なので効率的ではない

A.スパムレポート(スパム白書)でも公開しているとおり、フィッシング詐欺はトレンドとなっている
しかし、正直なところ対応が追い付いていない
スパムレポート(スパム報告)を送ってほしい
Googleの各ブログから啓蒙活動などは行っている(何もしていないわけではない)

参考:Google の検索スパム対策 – ウェブスパム レポート 2019
https://webmaster-ja.googleblog.com/2020/06/google-2019.html

ライブテストへの機能追加要望

Q.ライブテストにて「このページはソフト404です」と返してほしい
現行だと「インデックス可能」と返ってしまうため、即時改善が難しい

A.予定としてはお話しできることはない
サーチコンソールのチームに直接フィードバックを送ってほしい(英語だとベスト)
このケースではほかの方法でも確認できるのではないか
また、修正を検証機能なども利用して欲しい

※注
404 Not Foundのページであればステータスコードを変更するだけなので単純な話ですが、インデックスさせたいページなのにソフト404として扱われてしまう場合にはリアルタイムで把握する方法はないと考えられます。

Search Consoleを活用したい

Q.サーチコンソールとアナリティクスを実装させたいがエラーになってしまう

A.ヘルプを参照してほしい

Search Console の概要
https://support.google.com/webmasters/answer/9128668?hl=ja

Google アナリティクスで Search Console のデータにアクセスする
https://support.google.com/webmasters/answer/1120006?hl=ja

質問からエラー内容がわからない
フォーラムを使って欲しい

「名前のないアイテム」とは

Q.URL検査の拡張「パンくずリスト」内の検出されたアイテム数の部分に名前のないアイテムと表示される

A.特に気にしなくてよい

※注
Googleのガイドラインに従って構造化データの記述を行うと、パンくず構造化データにはnameプロパティがないためにこのように表示されます。
nameプロパティは推奨プロパティでもないため不要で、名前がないと表示されていても気にする必要もありません。
構造化データのエラーが出ておらず有効となっているのであれば金谷さんのおっしゃるとおりそのままで問題ありません。
なお、無理やりnameプロパティを追加してマークアップすると以下のように表示されます。(メリットもデメリットもないと思います)

名前のあるパンくずリスト

Search Console カバレッジレポート表示

Q.モバイルページを別々のURLで運営していて PCページがabc.com、モバイルページがsp.abc.comの場合、カバレッジにはどのように表示されるのが正しいのか?
A.モバイルサイトのプロパティに有効なページとして入っているのが正常な状態のはず。(ただしシンプルに対応している場合で、派生的・トリッキーなパターンでない場合)
なお、セパレートURLでの運営は推奨していない

サイトマップのベストプラクティス

Q.PCとスマホが別々のURLの場合、サイトマップ送信のベストプラクティスはどうすればよいのか

A.ヘルプページを見てほしい
サイトマップの作成と送信
https://support.google.com/webmasters/answer/183668
「ページのモバイル版とデスクトップ版の URL が異なる場合は、いずれかの URL にのみリンクすることをおすすめします。ただし、両方の URL にリンクする必要があると考える場合は、URL にアノテーションを付けて、デスクトップ版とモバイル版を示します。」

結論としては、PCだけ送っても、SPだけ送っても、両方送ってもよい。
サイトの規模によって異なる場合もあるだろうが、モバイルページのサイトマップを送るといいのではないか

WebPのフォールバック方法

Q.フォールバック(pictureタグを使う)ではなくhtaccessを用いた振り分けは推奨されないのか、問題はあるのか

A.問題はないと思う
全ての画像について、同じ画像が返されるかどうかは確認してほしい

外部リンク施策の提案を受けた際の報告先

Q.SEO業者から外部リンクの営業を受けたがどのようにお知らせするのが良いのか

A.該当する窓口はない
金谷さんのtwitter DMは開いている(ただしその業者に対して何かするわけではなくその業者を締め出すことは特におこなっていない)
なおすでにそのような業者のリンクはほとんど無効になっている

記事の構造化データの通常ページでの使われ方

Q.通常ページでの記事の構造化データのマークアップもPC検索のトップニュースでの情報として利用されるのか

A.構造化データはコンテンツを理解するのに役に立つもので、トップニュースへの表示効果は期待しない方がよい

「セキュリティの問題」を解決するには

Q.GSC上のアラート内のURLの例が空欄になっている
問題は起きていないのか?問題があるのであれば例がないのはなぜなのか?
A.担当チームに報告した
歴史的にこのようになっていてユーザーは特定しにくいかと思う

Google siteのサイトがインデックスされない

Q.Google siteのサイトがクロールやインデックスされない
A.担当チームに報告した

記事ページがクロール・インデックスされない

Q.8/11頃から全くクロールされなくなった
URL検査は「該当なし」となっている

A.このケースではGoogle側に問題があるわけではなかった
サイトのクオリティを上げ、コンテンツを改善する
今の状況を継続するよりは大幅に何かを変えた方がいいのでは

Search Consoleへの登録方法

Q.サーチコンソール登録が難しくなったのでは?

A.このケースではすでに登録されている。実際に何が起きていたのががわからない。

検索結果で同一サイトのページが多数表示

Q.昨年6月7日のGoogle Search liaisonのツイートによると、同一サイトからのページは複数表示されなくなるはずだが、同じサイトから依然として複数表示されている

A.これについて、日本語だけ適用されてないというわけではない
改善の必要性を感じる事象があればフィードバックを送信してほしい

※注
言及されているツイートは以下のものです

金谷さんからのコメント

SEOはもうだめだからソーシャルをやらなければいけないという意見について

オンラインでビジネスを行う際の新規顧客獲得やリテンションにおいて、検索からの誘導がダメになったからソーシャルをやるというようなものではない。
今では当然ソーシャルも使うべきだし、SEOが有効だった時から本来やるべきだったことを、きちんとやるという認識に変えた方がいいのではないか。
(マーケティングに携わる者として)良いコンテンツを作り、集客チャネルや目的をきちんと考えてプランを練るのがよいのではないか。

次回の開催予定は10月上旬とのことです。

ウェブマスターオフィスアワーのまとめ記事一覧
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blog-tags/webmaster-office-hour

前回(8月6日)のウェブマスターオフィスアワーまとめ
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blogs/webmaster-office-hour-20200806

   

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    執筆者 / 監修者

    ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社取締役 社長ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

    1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

    SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

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