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ウェブマスターオフィスアワーまとめ(2020年10月1日)

10月1日にウェブマスターオフィスアワーが行われました。
Googleの金谷さんとあんなさんが回答した内容をまとめます。

Q&A

サイトが検索結果に表示されない

Q.URL検査では「URLはGoogleに登録されています」となるが待っていればよいのか
カバレッジの詳細に「ユーザーが指定した正規URL なし」と表示されるがどういうことなのか

A.現時点では問題は解決しているはず
Googleに登録されていますと出ているのであれば少し待てばよい
ユーザーが指定した正規URLについてはcanonicalなどが設定されていない

サイトがインデックスされない

Q.検索にも出てこない、インデックス登録のリクエストを行っても音沙汰がない

A.現時点では問題は解決しているはず
質問者がサイトを開設したのが5月とのことだが、Googleが認識したのが9月
その間に何があったのかは把握できないが、それを繰り返さないように

robotsメタタグでnoindexが検出された

Q.robotsメタタグでnoindexが検出されたがサーチコンソールで何カ月たっても解消されない

A.カバレッジレポートに表示されている日時が古い場合、再クロールを促せばよい
URL検査ツールで「インデックス登録をリクエスト」を試してみるとよい

新規URLページがインデックスされない

Q.古いサーバーから削除して新しいURLでリニューアルしたところ、古いものしかサーチされず新しいものがインデックスできない

A.現在は解消されている(なお金谷さんが見た際にはどれが古いサイトなのか特定できなかった)
新しいドメインに移転したのならサイト移転のガイドを参照してほしい
ドメインをまだ保有しているのであれば今からでもリダイレクトの設定ができるのであれば行っておく

※参考
URL の変更を伴うサイト移転
https://support.google.com/webmasters/answer/6033049?hl=ja

content-visibility;autoで評価は不利になるか

Q.「そのコンテンツが画面内にスクロールしてくるまで描画させない」というcontent-visibility;autoの設定は不利にならないのか

A.content-visibility;autoはChromium85で公開されたcss属性で、ページの読み込み速度改善に役立つ
Googlebotは非常に大きいviewportを持っているのでおそらく問題ないはずだが、URL検査ツールで検査してみるとよい
モダンブラウザでも対応しているものとしていないものがあるため考慮して実装するとよい

画像のインデックス

Q.Googleがインデックスするのはどのような画像か
・src属性
・srcset属性
・<picture>タグを使っている場合
・構造化データ属性(<img>タグになくてもインデックスされる)

A.必ずしもインデックスされるわけではないが、全てがインデックス対象
そのうえで、ユーザーのデバイスに合ったものを配信している

フレキシブルサンプリングの記事は見えるか

Q.UAをGooglebotに偽装して閲覧したりリッチリザルトテストでソースを確認したときにユーザーが非公開部分を見れてしまうのか、回避するための手段や配慮すべき事項はあるのか

A.実装方法によるので、その中で考えてほしい
見えてしまう方法があるのであれば、ブロックする手段を検討してほしい

※フレキシブルサンプリングとは、有料またはログインが必要な記事であってもGooglebotにはアクセス可能にしてインデックスさせるための仕組みのこと
Googlebotをアクセス可能にした上で、構造化データを設定することが必要
関連ドキュメント:Flexible Sampling に関する一般的なガイダンス

クローキングとコンテンツ最適化の境界線

Q.レンダリング直後にJS等でコンテンツを上書きする行為はクローキングに当たるのか

A.実装方法による、何をどこまで変えるのか
・エリアはどれくらいなのか
・メインコンテンツなのか、サブコンテンツなのか
初めて来るユーザーがクローラーと同じものを見ているのであればクローキングに当たらないと思う
そこから先、何が一番コンテンツの最適化にあたるかは難しい

サイトの表示回数が激減した

Q.サーチコンソール上で1日の表示回数が4000から1800ほどに減少してしまった
その時期にサイトに大きな変更は行っていない

A.Googleはアルゴリズムで最適な検索表示を決めており、常に減少のリスクがある
今は減少してしまったように見えても、以前のサイトの順位が本来(の評価)よりも高かっただけかもしれない
できることは技術的に問題がなかったかどうかを確認する。(リダイレクト、noindexなど)
技術的なミスでなくアルゴリズムの変動が原因であれば、サイトコンテンツを改善するに尽きる

ただし良いコンテンツを作っても順位が上がるとは限らない
良いコンテンツを作ることは当たり前だが、良いコンテンツが増えており、それを作るだけでは差別化ができない
そのサイトがインターネットのエコシステムの中に存在する理由を考えながら改善していくとよい

求人情報の構造化データ:会社名が非公開

Q.会社名が非公開の求人の場合の構造化データの記述はどのようにすればよいのか
以前は構造化データについて以下のような記述があったが現在は消えている
“応募フロー付きのリクルート業者の広告(会社は明示されていない)。これは許容されます。(中略)この場合、hiringOrganizationプロパティは空白にする必要があります。”

A.非公開であれば空白にするか、非公開とすればよい。
※何故この記述が消えたのかは金谷さんでも把握していない模様

関連ドキュメント:求人情報に構造化データを追加する

別ドメインからの画像配信は不利なのか

Q.コンテンツと画像のサブドメインが異なっていた場合SEO観点でよくないのか
ペナルティを受けてしまうのか

A.画像だけ別ドメインで配信することはよくあることなので(具体的な状況は不明だが)問題ないはず
ペナルティに繋がる発想がわからない(ペナルティにはならない)

補足:Googleへの認識について
Googleはインターネットを支配していて合わない者にはペナルティを課すという認識がされているのであれば、そう思われないようにしていきたい

補足:ペナルティについて
ペナルティはない
手動対策はペナルティとして課しているのではなく、健全な競争を担保するために不正行為を行ったサイトを上位に表示されないようにしている。

別々のURLにおける301リダイレクトの影響

Q.モバイルをサブドメインで配信している場合、デベロッパーガイドで推奨されているステータスコード302でなく301を設定した場合悪影響があるのか

A.リダイレクトは301でも302でも同じように扱っているので悪影響はない

※注
金谷さんは上記のように回答していましたが、この場合はデベロッパーガイドの記述どおり、デバイスによる条件付きであるという意味を含めた、302を使っておいたほうがよいのではないかと思います。
ただし、リダイレクトのステータスコードに関わらず、最近では別々のURLによるモバイル対応方式は推奨されていません。

関連ドキュメント:別々の URL

FAQリッチリザルト

「結婚指輪」「婚約指輪」で重複したり、回答で一覧ページや記事ページへの導線がある

Q.複数表示や広告目的の使用にあたらないのか
A.このケースではあてはまらない
類似していて重複する部分もあるが、微妙に異なる部分もある、各商品にカスタマイズされており、全ての商品に同じ・FAQが表示されているわけではない(※結婚指輪と婚約指輪で似ている部分と異なる部分両方があるのは許容されるということだと思います)
・質問に応じた商品に誘導されており、特定の商品に誘導する意図がなかった

Q.別にある「よくある質問」ページを構造化マークアップすると、商品ページのよくある質問構造化データと重複とみなされないのか

A.この場合はみなされない
商品ページごとによくある質問が掲載されており、別途サイト内のよくある質問をまとめた単体ページがあるのは自然なこと

補足:重複について

重複のよくあるパターン
・正規化が必要なもの(HTTP/HTTPS、index.htmlありなし、wwwありなし、パラメータありなしなど)
→代表的なものを決めて検索結果に表示する。重複はペナルティとは関係ない

・コンテンツの重複
地名や商品名などごく一部の文言のみが変更されたページがたくさん作られていて結局同じページに誘導する場合(スパム)→重複というよりはコンテンツ作成の意図がガイドラインで禁止されている誘導ページにあたる
広告主から提供されたテキストをそのまま使っているような低品質なサイトが乱立している場合→サイトオーナーが異なっていても、いくつか低品質なサイトが下げられることはある

仮にハッキングされたサイトやコンテンツを盗用しているサイトがより高い順位に表示されているとしても、Googleが盗用などを理解できなかったためであり、重複によるペナルティというものはない

Q.1つのSERPにおいてFAQリッチリザルトが表示されるサイトの数は決まっているのか

A.特にガイドライン等公表しておらず決まっていない

次回は11月5日(木)予定とのことです。

執筆者 / 監修者

監修者:根岸 雅之
監修者:根岸 雅之
サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

1980年生まれ 東京都稲城市出身、都立三鷹高等学校、専修大学文学人文科学を卒業後、2003年に学校関連の広告・出版を扱う株式会社JS コーポレーションに入社。
3年勤務した後に、学生時代より、ベンチャー企業への興味関心が高かったこと、より企業の課題解決に向き合っていきたいという想いから、WEB マーケティング業界へ転身。
2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。

同年10月に、当時4名のベンチャー企業であった当社の役員と共鳴し、転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。9年連続でラスベガスで開催されるPUBCONに参加するなど海外の最新のSEO情報の収集にも尽力。
現在は、サクラサクラボの編集長、サクラサクラボチャンネルでの情報発信などの自社マーケティングを通じてBtoBマーケティングにも精通し、ここで培ったノウハウをもとにコンサルティングを展開。

3歳から現在に至るまで、サッカーを続けており、組織マネジメントにおいて、この経験値を大いに活用している。

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