こちらの記事は弊社運営クラウドライティングサービス『REPO』のライター向けに作成したものです。
どんな肩書き使っていますか?本業であれ副業であれ、ライターとして活動するなら肩書きはあったほうがいいです。それも、当たり障りのない肩書きじゃなくて、名刺やサイト・ブログのプロフィールを見た人の注意を引きつけて記憶に焼き付ける肩書きを作ってみませんか?
肩書きにこだわる理由
名刺やメールの署名などに記載する肩書きは、仕事を獲得できるかどうかにも影響する重要な要素です。特に最初のクライアントを獲得する際には重要になってきます。
「肩書きよりも実力だ」と思うかもしれませんが、初めて接するクライアントはあなたの実力はわかりません。肩書きなどのイメージで「なんとなく、いいもの書けそう……」と判断するしかありません。
何度も原稿を納品して、信用と信頼を勝ち取った後なら、肩書きが何であれ関係ないかもしれませんが、クライアントとの最初の接触の段階では、肩書きなどのイメージがかなり影響します。実力だけではなく、自分自身をより良く相手に印象付ける必要があるということです。
作為的だと感じるかもしれませんが、自分の価値を正しく知ってもらおうとすることは、ライターとしてごく自然で正しい行為です。
Webの登場で、誰もが気軽にライターを名乗れるようになった時代だからこそ、その他大勢のライターとは「違う」と、相手に印象付ける魅力的な肩書きが必要なのです。
目印の旗を掲げる
Webライター、雑誌ライター、ゴーストライター、コピーライター、セールスライター、企業ライター、ブログライター、メディアライター、世の中にはいろいろなライターの肩書きがあります。
それをそのまま使ってもいいのですが、なんか自分の強みであったり独自性が表現できない、しっくりこない……そう悩んでいる方もいると思います。
事実、「ライター」だけでは何もわからないのです。「雑誌ライター」にしても「Webライター」にしても、雑誌・Webで何か書いてる人というイメージしか伝わりません。そもそも「Webライターって何?」という人もいるはずです。
だからこそ、目印の旗を掲げる必要があるのです。目印の旗とは、あなたが何者であるかを周囲に一目でわからせる、魅力的で独自性のある肩書きのことです。
・何ができて、何ができないのか
・ほかのライターと何が違うのか
・どんな結果を相手に提供できるのか
上記のようなことを考えていくといいですね。以下に紹介するアイデアをベースに作っていくと、相手を惹きつける(少なくとも、ライター:○○ のような平凡なものよりは)肩書きができあがるのではないでしょうか?
①独自性がある
肩書きには独自性が必要です。あなただけの強みを表現するものでなければいけません。ハッキリとわかる独自の売りがなければ、「ただ書いてくれる人」というイメージしか持たれません。ほかのライターにはない強みがありそう、そう思わせるだけの独自性が必要です。
②強み・独自性が相手のニーズと合致している
独自性があっても、それがあなたの強みを相手にアピールしていないなら、あまり意味がありません。「現役の日本語教室講師で○○検定○級保有!美しい文章が書けます」
このような肩書きを用意したとしても、クライアント企業が求めているのが売れる文章、コンバージョンが取れる文章だとしたら、恐らく噛み合わないと思います。
「いや、そういうんじゃないんだけどな……」となるはずです。向こうは野球がしたいのに、こっちはサッカーをしたいと言ってるような状況です。
クライアントがどんなライターを求めているのかを把握して、そのニーズに刺さるような独自性を打ち出していく必要があります。場合によっては、クライアントごとに複数の肩書きを用意するのもありかもしれません。
③記憶に残り、具体的である
肩書きはすぐに理解でき、単刀直入で記憶に残りやすい具体的なものが理想的です。複雑なものや曖昧なものはNGです。ソリューションだとかプロデュースだとか、「それって何ですか?」と質問しなければ意図が理解できない曖昧な言葉や複雑な表現は使わないほうがいいです。
「企画やサイトの設計も全ておまかせ!ビジネス設計から依頼できるライター」
「売れる文章書けます!販促・売り上げアップサポートライター」
「過去執筆記事1000本以上、女性向けに特化したコラム専門ライター」
こんな肩書きはどうでしょうか?普通の肩書きよりも、伝わるものがあるのではないでしょうか?
まとめ
ライターの肩書きは、クライアントとの最初の接触で特に重要となるものです。時間をじっくりかけて、魅力的な肩書きを作ってみるといいかもしれません。
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