こちらの記事は弊社運営クラウドライティングサービス『REPO』のライター向けに作成したものです。
フリーライター、プロライターとして仕事を獲得したいけど、依頼が来ない…応募しても断られる…
仕事を次々と獲得するライターと、一件も獲得できないライターは何が違うんでしょうか?
継続的にクライアントから仕事を貰えるライターと、単発で終わるライターは何が違うんでしょうか?
秘密は…あります。【REPO】はプロライターの非公開案件で定期的にライターを募集していますが、仕事を依頼したくなるライターには共通の特徴があるんです。仕事を依頼する立場だからこそ言える、ライターの仕事獲得方法をお伝えします。
1.自分を100%売り込んでいる
「伝えれば伝えるほど、よく売れる」
広告の世界では有名な言葉です。どんな商品にも例外はありません。あなた自身という商品もそうです。ライターが一番最初に売る商品、それは自分自身。ライターとしてのあなたの価値を売り込む必要があるんです。そこで意識してほしいのが、最初に挙げた「伝えれば伝えるほど、よく売れる」という言葉。次のふたつのアピール文を見てみましょう。
自己紹介例①
○○と申します。ライター経験は3年ほどで、WEBメディアの記事執筆などをやっております。どうぞ、よろしくお願いします。
自己紹介例②
○○と申します。ライター経験は3年ほどで、○○と○○のジャンルに特化した記事執筆が得意です。○○○というメディア(http://・・・・・・・)で年間30本ほど記事を書いています。読み手を意識したわかりやすい文章が好評をいただいています。
ちなみに、これまで〆切を破ったことが一度もありません。プロ意識を持ってきっちり仕事することをお約束します。一日に執筆可能な記事数は、2000文字程度なら3〜4本は可能です。ただ、それ以上となると厳しいかもしれません。また、どんなジャンルの記事でも同じレベルで書けるわけではありませんので、その点はご容赦ください。
過去の執筆記事
・http://・・・・・・・・・
ブログもやってます
・http//・・・・・・・・・
どっちに依頼したくなるかと言えば、当たり前だけど後者です。前者はちょっと情報が足りないんですね。スキルや実績、依頼する利点が伝わってきません。短く書いてアピールしたほうが相手の時間も無駄にしないからいい、それが常識のようになっていますが、単純に短ければいいわけではありません。
伝えるべきことがたくさんあるなら、長くなっても構わないんです。こちらとしては、「もっと伝えてほしいなぁ・・・」と思っていますので。名前とライター経験年数だけがちょこっと書かれていても、それだけでは能力や適正、実績がわかりませんし、判断のしようがないんですね。
「長いと担当者は忙しいから読まれないんじゃ・・・」
大丈夫です。アピールしている内容が面白く興味を引けば、忙しかろうが読みます。それに、長く書けばそれだけで差別化になるんです。なぜなら、多くの応募者のアピール文は名前と簡単な挨拶で終わっているからです。
「○○と申します。ライター経験は2年です。3本書けます。よろしくお願いします」
そんな中で、あなたが自分の強みや実績、得意ジャンル、意気込みを十分にアピールすれば・・・案外、簡単に仕事を獲得できるかもしれませんよ。
2.独自の強み(明確な得意分野)がある
「このジャンルだけは誰にも負けない!」という、自分だけの領域を持っているライターは強いです。クライアントに「このジャンルなら○○さんに頼めば安心だな」と思ってもらえるからです。つまり、その道の専門家としてのポジションを確立できるんです。
仮にいろんなジャンルの記事を書けたとしても、その中で特に得意なジャンルをひとつピックアップして、徹底的に伸ばしていくべきです
参考:プロライターの近道!リサーチ力とリサーチ方法
そして、そのジャンルが得意なことを明確に伝えましょう。自分はその道のプロで、本当に質の高い記事を書ける! その自信があれば、遠慮せずにアピールしてください。
独自の強みがあれば、それが選ばれる理由になります(もちろん、クライアントの要求とあなたの強みが一致しなければいけませんが)。特に理由もないのに、気まぐれで仕事を依頼することはありません。あなたに仕事を依頼するだけの理由が必要なんです。それを考えれば、独自の強みを持つことの意義も理解できるはずです。
3.ブログを営業ツールとして活用する
先ほど、専門家としてポジションを確立することが重要と書きました。そのための最適なツールが「ブログ」です。ある特定のジャンルに関する記事が数十本、数百本と蓄積したブログは、あなたの専門性の高さをアピールしてくる大きな武器です!
参考:Webライターがブログをやるべき本当の理由、わかりますか?
何も大手メディアサイトにように、大量のアクセスを集める必要はないんです。ブログ単体でライターの仕事を獲得するという発想ではなく、あくまで実績をアピールして自身を売り込むための「ツール」ですから。
4.やる気がある(それを言葉で、態度で示している)
アピールできる能力も実績も、独自の強みもない? それなら、他の要素でアピールしましょう!やる気や意欲を示すことも、実は有効な戦略なんです。ただし、中途半端ではいけません。そのやる気が本物なのか、それともただ言っているだけなのか? そんな相手の疑いを払拭して、あなたのやる気や意欲が本物だと信じてもらう必要があります。
【REPO】のプロライターで、定期的にお仕事を依頼させていただいている方がいます。雑誌掲載などの明確な実績はないものの、やる気と向上心がある方です。毎回のメールのやり取りでも、一貫してやる気と向上心を示し続けてくれています。それだけでなく、依頼するごとに記事の質もどんどん良くなっているんです。
こんなふうに、一貫した言葉と態度でやる気を見せてくれる方はとても印象がいいですし、信頼できます。現時点で特別な実績がなかったとしても、仕事は獲得できるんですね。
5.人として誠実である
どんなにいい記事を書けても、人として誠実でない方とは仕事はできません。たとえば、いつも〆切を守らず事前の連絡もない、言動が一致していない(できると言ったのにできない)、嘘をつく、、、
これらが積み重なって信頼残高がゼロになれば、当然ですが仕事は来なくなります。納期をきっちり守る、遅れそうなら事前に連絡する、嘘はつかない、騙さない。基本的なことですが、こういったことを徹底するだけでも、クライアントからの信頼獲得に繋がります。
6.関係構築が上手い
先日、あるライターからメールをいただきました。なんでも、ある論文コンテストで入賞したとのことで、その報告とお礼でした。本当に嬉しそうな文面で、なんだかこっちも幸せな気分になります。こういうメールを貰って、嬉しくない人がいるでしょうか?
お互い、人間ですからね。機械的な態度でのやり取りよりも、人間味ある態度で接してくれたほうが嬉しいですし、関係も深まりますよね。
個人的な話題、日常のちょっとしたこと、最近嬉しかったこと、悩んでること、、、そういったことを共有してくれるだけでも、その人に興味が湧きますし、好意も感じます。関係性も強化されていきます。その関係性ゆえに、継続的な仕事の依頼に繋がることも多いです。
ライターの仕事獲得には好意と信頼と実績の3つが必要ですが、関係構築をすることで簡単に相手からの好意を得られるんです。とても強力なやり方で、なおかつ他の人はあまりやっていないことです。
「企業ではなく、人とやり取りしているんだ」 その認識を持つといいですね。いつものやり取りに、相手との関係性を深める「何か」を加えてみましょう。あなたが人間味ある態度で接すれば、相手もそれに応えてくれます。
ライターの仕事獲得方法:どれかひとつは突き抜けよう
以上、ライターの仕事獲得のヒントでした。全てを上手く実践することは難しいかもしれませんし、その必要もありません。でも、どれかひとつは本当に上手くやる必要があるでしょう。独自の強みを押し出すのか、やる気を見せるのか、それとも関係性を構築するのか・・・?あなたの得意な方法を選んで、さっそく行動してみましょう!
LEAVE A REPLY