こちらの記事は弊社運営クラウドライティングサービス『REPO』のライター向けに作成したものです。
ブログやメディアを読んでいて「この記事読みにくいな」と思ったことはありませんか?
ブログの書き方やウェブメディアの書き方の記事などで、「テーマの決め方」「バズる記事の書き方」など、テクニカルな部分は多く語られますが、文章作成の基本的な部分はあまり語られません。
なので今回のテーマはこちら!
改行とか文章の整形をするのは編集の仕事でしょ?
と思ったあなた!その思考は非常に危険です。
読みやすい記事を書くことは読者だけではなく、ライターにとってもメリットがあるんです。
前回は、漢字とひらがなの割合について学びました。
それでは今回も一緒に学んでいきましょう。
1.ライターにとってのメリット
まず、ライターが読みやすい文章を書くことはどんなメリットがあるのでしょうか?
今回は自分のブログやホームページなどに記事を書いて自分で編集をする場合と、企業やクライアントに記事を納品してチェックしてもらう場合の、二つの立場から見たメリットを紹介します。
①個人ブログやホームページのメリット
ブログを作る理由は人それぞれです。
アフィリエイトによる収入を目的とするブロガーもいれば、純粋に自分の考えを多くの人に読んでもらいたくてブログを書いている人もいます。
その両者に共通している点が一つ、あります。
それは、どちらも自分の書いた文章が読まれることを目的としているのです。
個人ブログはASPを利用したアフィリエイトサイトとは違い、セールス的な文章は必要とされていません。
多くの人は、その人にしか書けない個性のある文章を読みたくて、そのブログに足を運んでいます。
一方、アフィリエイトサイトは「痩せたい」だったり「綺麗になりたい」といった読者の願望を叶える文章であれば、多少読みづらくても読まれます。
しかし、ブログなど「書いている本人もしくはサイトが好きで来ている」人たちをターゲットにしている場合、読みやすい文章を書くほど、読者は増えます。
読者が増えれば多くの人があなたのファンになり、広告を設置している人はよりクリックされるようになるでしょう。
②自社メディアにおけるメリット
自社メディアにおける、読みやすい文章を載せることは読者からの信頼性、SNSでのシェア数などの「広報」に関する部分で非常に重要となります。
特に今、ソーシャルにおけるシェア数は疎かにできない部分です。
企業として記事を載せることは、自社の広報にもつながります。
効果を最大限出すためにも、しっかりと読みやすい文章を書くようにしましょう。
3.改行の仕方
では、具体的にどのように改行を入れれば一番読みやすいのでしょうか?
これは人によって様々な考えを持っているので、今回は私がルポライフを書く上で意識している点を共有します。
意識することは簡単です。
まず、句読点の後に改行をし、3~4行で文章をひとまとめにすることを意識して改行をしています。
句読点の後に改行を入れる理由ですが、現在多くの人はパソコンではなくスマートフォンからインターネットを利用しています。
スマートフォンはパソコンと比べ、横幅は非常に狭く、縦に長い形をしています。
つまり、ただでさえ文章が長く表示されがちなのです。
結果、画面に空白が少なくなり、画面全体が文字で埋め尽くされるという現象が発生しがちです。
さらに、多くの人はパソコンで文章を書いていると思います。
そうなると、パソコンではある程度文章が長くても横幅が広いため、問題なく読めます
しかし、スマートフォンから見ると文章が何行も続いており、見にくいという現象が発生します。
それを防ぐためにも句読点で改行。
さらに3~4行で文章をひとまとめにし、改行することを意識しています。
この「読みやすい改行」が出来る人は、ライターとしての仕事の受注率もあがるはずです。
ぜひ意識して行えるようにしましょう!
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