スニペットとは
スニペットは本来断片、切れ端といった意味ですが、SEOの文脈では検索結果にタイトルやURLとともに表示される、Webページの要約部分のことを指します。
スニペットはタイトルとともに、ユーザーがどのページを選ぶかのクリック率を左右する要素となっています。
スニペットとSEO
スニペットに表示されるのは、基本的にメタディスクリプションとして設定したテキストです。
メタディスクリプションは次のように各ページのhead内にコードを入れることで設定できます。
<meta name=’description’ content=”>
スニペット部分に表示されるのは120文字程度で、メタディスクリプションに長い文章を設定しても、後ろの方は省略されてしまいます。
また、キーワードによってはGoogleがメタディスクリプションを使用せず、ページ内やサイト内から抽出されたテキストが表示される場合もあります。
これはメタディスクリプションを設定していなかった場合も同様です。
このことを利用して、あえてディスクリプションを設定せず、表示させるスニペットをGoogleにゆだねるという手もあります。
なお、スニペットにキーワードを入れるなどしても直接検索順位への影響はありません(ランキング要因ではない)が、ユーザーのクリック率を左右するため重要な要素です。
リッチスニペットとは
通常のスニペットではテキストのみが表示されます。
しかし、評価を示す星印や画像など、テキスト以外のものがスニペットに表示されることがあります。
テキスト以外も表示されるスニペットのことを、リッチスニペットと言います。
リッチスニペットを表示させるためには、レシピや商品などGoogleが表示をサポートしているコンテンツを構造化データという、ロボット向けのコードを挿入する必要があります。
ただし、リッチスニペットを表示するかどうかを決めるのはGoogleのアルゴリズムですので、コードを挿入しても必ずしもリッチスニペットが表示されるとは限りません。